スタンダードデッキ紹介:赤単アグロ

2021年4月9日現在のスタンダード環境の赤単アグロの紹介ページです。

デッキリスト

赤単アグロ
デッキリスト
2:《エンバレス城/Castle Embereth》
4:《不詳の安息地/Faceless Haven》
19:《冠雪の山/Snow-Covered Mountain》
25 lands


4:《鍛冶で鍛えられしアナックス/Anax, Hardened in the Forge》
4:《砕骨の巨人/Bonecrusher Giant》
4:《熱烈な勇者/Fervent Champion》
4:《火刃の突撃者/Fireblade Charger》
1:《灰のフェニックス/Phoenix of Ash》
3:《リムロックの騎士/Rimrock Knight》
4:《義賊/Robber of the Rich》
3:《朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fell》
27 creatures

4:《霜噛み/Frost Bite》
4:《エンバレスの宝剣/Embercleave》
8 other spells


2:《灰のフェニックス/Phoenix of Ash》
2:《アゴナスの雄牛/Ox of Agonas》
2:《レッドキャップの乱闘/Redcap Melee》
2:《乱動する渦/Roiling Vortex》
2:《焦熱の竜火/Scorching Dragonfire》
2:《魂焦がし/Soul Sear》
3:《アクロス戦争/The Akroan War》
15 sideboard cards

簡易解説

赤単アグロは、質の良い低マナ域クリーチャーを展開して相手のライフを速やかに削りきる、純粋なアグロデッキです。

その構成は実にシンプルで、大量のクリーチャーと、ダメージを大幅に増加させる《エンバレスの宝剣》、そして除去の《霜噛み》4枚のみです。クリーチャーを出して、攻撃して、ライフを削る。単純にして強力なデッキです。

1ターン目からクリーチャーを展開し続ければ4ターン目には《エンバレスの宝剣》を装備できるため、相手が除去を打ち漏らしてクリーチャーによる攻撃を受け続けるようであれば、あっという間にライフを削りきってしまいます。

このデッキで最も強力なクリーチャーは《鍛冶で鍛えられしアナックス》です。

3ターン目に唱えた時点で3以上のパワーがほぼ確定しており、《エンバレスの宝剣》が付くことで一撃で10点以上のライフを叩き出します。

そしてサイズだけでなく、自身の能力も実に優秀です。《鍛冶で鍛えられしアナックス》や周りのクリーチャーが死亡するとトークンを生み出せるため、常に攻め手を供給することができるのです。

クリーチャーが除去されてもしっかり場にトークンを残せるので、安定して《エンバレスの宝剣》を4ターン目に唱えられるようになります。

《朱地洞の族長、トーブラン》との相性は非常によく、《鍛冶で鍛えられしアナックス》本人のサイズが跳ね上がり、横に並んだトークンは《朱地洞の族長、トーブラン》で強化されるのです。

ちなみに《義賊》は、ならず者で攻撃したターンに、これにより追放されていたカードを使用可能になるというカード。


《不詳の安息地》はならず者でもあることを憶えておきましょう。

有利な相手

スゥルタイ根本原理
ディミーアローグ
ジェスカイサイクリング

常にクリーチャーを展開して相手に対応を迫るため、デッキに大量のドローや重いカードが入っているスゥルタイ根本原理は、赤単が得意とする相手です。

ディミーアローグは《霜噛み》によってすべてのクリーチャーを対処でき、相手に《物語への没入》を打たせる余裕を与えずに攻め立てられるため、非常に有利な相手です。

ジェスカイサイクリングは除去が薄く、主な延命手段がトークンによるチャンプブロックなため、《エンバレスの宝剣》が非常に有効なマッチアップです。

苦手な相手

ティムールアドベンチャー

《恋煩いの野獣》がとにかく厳しいのが赤単の特徴。1枚で5/5を対処できず、最初に出てくる1/1トークンも無視できる存在ではありません。

《砕骨の巨人》と《恋煩いの野獣》はどちらも対赤単においては1対2交換以上を取るカードで、これがどちらも入っているティムールアドベンチャーは、赤単にとって厳しい相手となります。

マリガン

早いターンにクリーチャーを展開していきたいので、できれば1マナ域である《熱烈な勇者》か《火刃の突撃者》、そして《義賊》のいずれかがある手札をキープしたいです。


《義賊》しかない手札でも、《霜噛み》があれば、相手の最序盤の攻撃をいなすことができますし、《熱烈な勇者》と《砕骨の巨人》だけでも、1ターン目から3ターン目までの動きがすべて約束されているので、キープできます。


《砕骨の巨人》しかない手札は悩ましいですが、相手が相棒を公開してこなかった場合はアグロデッキである確率が高く、アグロには《砕骨の巨人》は基本的に強いので、キープに値します。

その他にも、例えば《砕骨の巨人》、《エンバレスの宝剣》、《鍛冶で鍛えられしアナックス》、《朱地洞の族長、トーブラン》、3枚の土地のような手札は、初手だけでゲームへの勝ち筋が見えているとても強力な手札なので、キープできます。

《砕骨の巨人》と《エンバレスの宝剣》と《鍛冶で鍛えられしアナックス》はどんなゲームプランにも組み込みやすい強力なカードです。

これらは単体で凄まじい性能を持っているので、どんな相手に対しても初手にあると嬉しく、複数枚手札にあるとそれだけでゲームが組み立てられます。

基本的には軽いカードでキープしたいですが、このように相手のデッキ次第でマリガン基準は異なります。

相手が《空を放浪するもの、ヨーリオン》を公開してきたなら、《霜噛み》は無駄になりますが、相棒を公開せず、アグロだった場合には、《霜噛み》は立派な1マナ域として運用できます。


《霜噛み》、《霜噛み》、《鍛冶で鍛えられしアナックス》、《エンバレスの宝剣》、3枚の土地という手札は、対アグロには強力な初手と言えるでしょう。

まとめると、

1.どんな時でも1~2マナ域のクリーチャーがあり、毎ターンクリーチャーが展開できそうな初手はキープ。

2.相棒を公開しなかった相手はアグロでない可能性が高いため、《霜噛み》はキープ基準になる。

3.《砕骨の巨人》と《エンバレスの宝剣》と《鍛冶で鍛えられしアナックス》の3種はこのデッキで最強の3枚。

以上のことを念頭に置いて、マリガンを行ってください。

デッキリストコピー

手順

1.下記のデッキリストをすべてコピー。
.MTGアリーナのデッキ作成画面のコレクションのすぐ右のボタンを押す。

デッキ
4 鍛冶で鍛えられしアナックス (THB) 125
4 砕骨の巨人 (ELD) 115
4 熱烈な勇者 (ELD) 124
4 火刃の突撃者 (ZNR) 139
1 灰のフェニックス (THB) 148
3 リムロックの騎士 (ELD) 137
4 義賊 (ELD) 138
3 朱地洞の族長、トーブラン (ELD) 147
4 エンバレスの宝剣 (ELD) 120
2 エンバレス城 (ELD) 239
4 不詳の安息地 (KHM) 255
19 冠雪の山 (KHM) 283
4 霜噛み (KHM) 138

サイドボード
2 灰のフェニックス (THB) 148
2 アゴナスの雄牛 (THB) 147
2 レッドキャップの乱闘 (ELD) 135
2 乱動する渦 (ZNR) 156
2 焦熱の竜火 (M21) 158
2 魂焦がし (M21) 160
3 アクロス戦争 (THB) 124

1 コメント on スタンダードデッキ紹介:赤単アグロ

  1. [1] あおい 2021/05/02(日) 10:45:23 ID:g3NjE0NjQ

    グルールアドベンチャーのリンクが赤単アグロになっています。
    ご確認お願い致します。

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