[PR]「4色」と「共闘」を駆使して勝ち残れ!『統率者(2016年版)』を実際に遊んでみた
2016年もなんと残り10日!皆様、有意義に日々をお過ごしでしょうか。
前回団欒のお供として『Planechase Anthology』を紹介させていただきましたので、今回も同じく多人数戦用製品である「統率者」シリーズの最新弾『統率者(2016年版)』を遊んでみたいと思います。2本撮り?なんのこったよ。
『統率者(2016年版)』とは
「統率者」シリーズは多人数戦用カジュアルフォーマットである統率者戦を遊ぶための構築済み製品で、毎年定められたテーマの下に全5種がリリースされています。そして今年度のテーマは待ちに待った4色統率者(コマンダー)!新たな自由度を獲得したデッキの作成に挑戦できるようになりました。
収録内容 ○カード100枚入り統率者デッキ(プレミアム版の統率者4枚を含む) |
デッキは青黒赤緑「無規律な反乱」、黒赤緑白「公然たる敵意」、赤緑白青「確固たる団結」、緑白青黒「致死性の繁殖」、白青黒赤「優越性の仮託」。統率者戦向けカードの他にも《炎の中の過去》《飛行機械の鋳造所》《漁る軟泥》といった構築フォーマットでも活躍するカードが収録されているのは嬉しいですね。
新たな統率者セットはまさに「新機軸」
通常セットでは収録できないような多人数戦用の斬新な取り組みが毎年行われている「統率者」ですが、今回は例年以上に驚きのギミックが実装されています。
○4色の統率者
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看板である4色の伝説のクリーチャーがとにかくド派手。トランプル持ちな上に戦闘ダメージを与えることで手札の呪文を全て「続唱」持ちにする《大渦を操る者、イドリス》や他のプレイヤーへのダメージを特定の一人にも与え続ける《不撓のサスキア》など、多人数戦を盛り上げてくれること間違いなしのメンツが揃っています。
○新能力「共闘/Partner」
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従来のルールでは伝説のクリーチャー1体を自らの統率者として戦っていましたが、今回登場した「共闘」によってその常識は覆ります。この能力を持つ者同士であればなんと一人で2体の統率者を使用できるのです!これにより使用できるカードの枚数や戦略が一気に広がることに。自分だけの最強の組み合わせを見つけましょう。
共闘/Partnerのルール
・共闘を持つクリーチャーを2体、統率者として指定してもよい(片方だけでは不可)。その場合、残りのデッキ枚数は98枚となる。 |
○プレミアム版カードでの収録
なんと今回は各セット4種の統率者用カードを全てプレミアム版(フォイル仕様)で収録!大量のカードが並びがちな統率者戦で使用するカードとしては嬉しい変更ですね。全国のフルフォイラーの皆さん、プロモ化を待つ必要はありませんよ!
いざ、実戦!
撮影に協力してくれたAとKとTに感謝。なお今回Mはにぎやかし(主に煽り)。各人の担当デッキと統率者はこちら(プレイ順はA→T→K→タソガレ)。
私の初手はこんな感じでキープ。土地はやや多いですが新能力「不抜」を持った全体バウンス呪文《沿岸崩壊》から《エーテル宣誓会の審判人》に繋げば盤面掌握待ったなし。勝ったなガハハ!という訳でゲームスタート。
第1周は各人大人しい立ち上がりを見せるも、第2周でKが《盲従》を設置。これで展開が遅れれば遅れるほど無防備に。そして第4周では遂にTが《大渦を操る者、イドリス》の着地に成功します。色拘束が強いとはいえ軽すぎませんかこのカード。Tの侵攻を防ぐべく本来7マナの《沿岸崩壊》を4マナでキャスト。しかし続いてAが《オジュタイの龍語り、イーシャイ》を、Tが再度イドリスを唱えます。ええい、こうなったら審判人を出すしかねぇ!
審判人、《屈辱》によりあえなく轟沈。
A「本当ならイドリスに撃とうと思ってたんですけどねぇ」
M「多人数戦下手すぎワロタ」
確かにここで迂闊にヘイトを稼いでしまったのは失策だった……あとMは黙ってろ。こうなったら意地でも審判人を戦場に戻してやる!真の統率者戦はこれからだ!
私「おりゃ!《不穏の標》で審判人をリアニメイト!」
K「あ、じゃあそれに《秘宝の突然変異》で。トークンあざっす」
ま、まだまだ!《墓所の隆起》でもう一度リアニメイト!!
A「盤面膠着してきたんでX=4で《生命を破滅させるもの》変異解除します」
私「…………」
こうなっては仕方がない……いよいよ統率者《求道の達人、サイラス・レン》を戦場に解き放つ時!こいつのアタックを通して再び審判人を返り咲かせてやる……!
T「あ、《盲従》でさっき出したクリーチャー全部寝てますよね?イドリスでタソガレさん攻撃します」
私「ぐぅ、だがこのタソガレはダメージを受けるたびにパワーが遥かに増す……審判人のリキャストを何回もオレは残している……その意味がわかるな?」
T「タソガレさんライフ0です」
私「いいだろう!今度は木端微塵にしてやる!あのラヴニカ人のように!」
T「0です、リアニメイトばっかりしてるからですよ」
私「……え?終わり?」
T「お疲れ様でした」
そう、統率者戦ってやつは3人でも出来ちまうんだ。なんかデジャブ。
その後はAとTとKによる三つ巴の戦いに。育ったAのアトラクサをTが《別れの思い》で除去して一気にドローしたり……。
隙あらばとKがターナとティムナでじわじわとドローを進め……。
Aが《最後のアブザン、レイハン》を利用して《砂塵破》をキャスト!まさにアブザン!めまぐるしい呪文の応酬、一進一退の激しい攻防が続きます(私を除く)。その後皆が再展開に躍起になる中、Tが遂に最終兵器を戦場へと投入しました。
意外!!それは《爆積み》!!Tがコイン投げに勝てば各人が《砂塵破》から立て直した盤面が再び更地に。しかし負ければ他の2人に攻め込まれて一巻の終わり。雌雄を決する運命のコイン投げ、結果は……はずれ!T、惜しくもここで敗退です。
戦いはAとKの一騎打ちへ。Aが《柏槙教団のレインジャー》と《胞子の教祖、ゲイヴ》のコンボを完成させアトラクサを瞬時にサイズアップさせるも、《盲従》によって序盤からひたすら回復を繰り返していたKのライフはそう簡単には削りきれません。Kも負けじと《頭蓋骨絞め》でターナで生成したトークンを犠牲に強引にドローを進めていきます。そして最終的に勝負を決めたのは……。
本セットの新カード《危険な地形》!長きに渡る膠着状態を乗り越え、戦闘を介さない火力ダメージによって見事勝利を収めました。おめでとう、K!
新感覚の統率者戦を!
いかがでしたでしょうか。コンセプトが統一されているとはいえやはり4色デッキはどのカードも強く、今までの統率者セット以上に刺激的なゲームを楽しむことができました。皆さんも是非新統率者を、そして共闘を体験してみてください。それでは!
関連リンク
『統率者(2016年版)』 – MTG米公式サイト
射場本正巳の「統率者(2016年版)のススメ」第1回:統率者の秋が来た!今年の統率者はお待ちかねのアレだぞ!? – MTG日本公式サイト
こちらマジック広報室!!:『統率者(2016年版)』発売!4色レジェンドと共闘で統率せよ! – MTG日本公式サイト
管理人また負けたのか(驚愕)
爆積み使いたかったしそろそろ買うかなー俺もなー
そしてタソガレさん多人数戦弱過ぎィ!!
ガ ン ダ ム エ ピ オ ン
このセットの悲しい所はfoilの初期傷が多いって事ね
フォイラーとしては泣けるわ
共闘もちも含めてぶっちゃけエーテリウムBBAが強すぎるゾ
続唱くんは書いてることは強いけどまず次のターン生きてない
赤青に異常なこだわりを見せるイゼットの鑑
アーティファクトおばさんコンボルート楽なの多くてヤバい
有色無限マナだけでキル取れるからほんと楽
組んで対戦で使ってあっけなく勝って即解体しました…
無限マナだけで自己完結するヤツはアカン マラスお前もやで
正直共闘は今後のスタンのパックから出る一部の伝説のクリーチャーにも付いて欲しい能力。
下手なフレーバーテキストより「共闘」と書いてあるだけで背景を予想できるし。
これセットで5つ全部買って人生ゲーム代わりに年末遊ぶの楽しそう
※9
公式ホモはガチで勝ち筋ないで
管理人は疲れからか、ヘイトの管理を怠ってしまう。統率者をかばいすべての除去を負った審判人に対し、デッキの主、管理人が辿り着いた勝負の結末とは…
ホモの勝ち筋は媚びを売りまくってヘイト下げまくって最後一対一になってからの手綱やろな
確かに共闘付いて欲しいけどFT減るのやだなぁ。FTだけで暴れてたおっさんが何年越しに印刷される今回は特に思うわ
なんかちっちゃいシンボルにして!
スリーブ入れないのが気になるけど統率者はデッキが多いから面倒なのか
スリーブ入れないのは(安いから)
勝ち筋がなくてまったく勝てないけど場がグチャグチャに荒れるからホモのデッキは楽しいよ
ドルイドの誓いも入ってるしオススメ
スリーブに入れないのはその方が撮影時の見栄えが良いからデス!
一昨年のグリクシスのデッキみたいに一つだけ馬鹿高くはならないでくれよ……
失敬、3年前だった
クリスマスイヴに更新が無いってことはつまり…
大掃除かな?(