プロツアー『カラデシュ』において評価を変化させたカード達 管理人の私的チョイス十選
八十岡翔太選手の優勝という、我々日本のマジックファンにとっては最高の形で幕を下ろしたプロツアー『カラデシュ』。
今回はそんな激戦の舞台で活躍したカード達、その中でも開催中に評価が上がった、あるいは下がったと思われる選りすぐりの10枚を紹介していく。細やかな変化を認識することで今後スタンダードにおいて我々が取るべき姿勢を少しでも見極めていきたい。これら以外にも評価が変化したカードがあれば教えていただけると幸いだ。
奔流の機械巨人
評価を変えたと言えばまずはこのカードを挙げなければならないだろう。八十岡翔太選手のグリクシスコントロールをはじめとして、Carlos Romao選手のトリコロールコントロール、Pierre Dagen選手の青赤スペル、Kevin Grove選手の白青フラッシュなど8-2ライン以上に絞っても採用デッキは枚挙に暇がない。元々低速デッキでの活躍が見受けられたカードではあったが、今回その地位を完全に確立した。
儀礼的拒否
このカードも元々評価が高い方ではあるがリストに加えないわけにはいくまい。《霊気池の驚異》デッキに対する究極のメタカードとして周知された今それだけでアーティファクト中心の構築を躊躇わせる程の存在感を放っている。Lee Shi Tian選手のマルドゥ機体がそうだったように、今後の環境次第ではこのカードを使うためだけに青を足すアグロが出現する可能性も少なくはないだろう。
耕作者の荷馬車
流れで《耕作者の荷馬車》にも触れておきたい。《高速警備車》の枠に投入されたそれは一見不格好ではあるが、サイドボードを含めた全体像を把握すればLee Shi Tian選手含むアジアチーム「MTG Mint Card」勢がどのような思惑を以ってして調整していたかを理解していただけるはずだ。今後多色アグロに更なる色を足そうと思考を巡らす際はこのカードの存在を思い出すと良いことがあるかもしれない。
稲妻織り
前環境では(使用者のそこまで多くなかった)スピリット狩りが主な仕事だったが、今環境では一転してトップメタの機体狩りへとその役割を移すようだ。小粒を焼き尽くすその能力と《密輸人の回転翼機》のパワー3を受け止める堅牢なタフネス。環境に機体がある限り今後この何とも言い難い形相の男性を失念することはできない。
有事対策
安定性に欠くと言われた霊気池デッキをプロツアーレベルにまで押し上げたのはこのカードに他ならない。《コジレックの帰還》を墓地に送り込みつつ、デッキトップを操作することでコンボパーツを適所へと配置していく。カードアドバンテージは失うものの、その見返りはあまりにも大きい。
霊気池の驚異
……と霊気池デッキの進化について書いたものの、実際このアーキタイプはこれからしばらくは苦境が予想される。中継映像が指し示した「カウンター呪文入りのコントロールに対して解答がない」という紛れもない事実。渡辺雄也選手が持ち込んだバント霊気池のように、サイドボードからの大幅な戦術転換が今後は求められるようになるだろう(裏を返せばカウンター呪文を誘い込めるということでもある)。
電招の塔
ダメージテキスト部分のエネルギー効率からデッキが出てくるとしても生成部分のみが着目されるものと思っていたが、Pierre Dagen選手を含むフランスの調整チームは《棚卸し》や《癇しゃく》を巧みに使いこなし見事現代版「カウンターバーン」である青赤スペルの制作を成し遂げた。今後は対アグロ性能を買われ、様々なタイプの《電招の塔》デッキが出現するかもしれない。
霜のニブリス
同じく青赤スペルにおける、サイドカードとして一際目を引くのはやはり《霜のニブリス》だろう。他のエントリーセット看板レアとは一線を画す性能を持つものの、まさか本当に構築で、そしてプロツアーという場で使用されることになるとは夢にも思わなかった。除去カードの質が低下気味の今、巨大生物から身を守りつつ戦う手段の候補として頭にインプットしておこう。
餌食
サイドボードといえばこのカードも忘れてはならない。Kyle Boggemes選手の持ち込んだ黒緑昂揚での採用はイメージに違わぬとしても、八十岡選手のグリクシスコントロールでも搭載されているというから驚きである。《神聖なる協力》を使用できないデッキが積む赤緑エネルギーへの対抗策として見かける機会も増えることだろう。
ドビン・バーン
最後に紹介するのは準優勝となったCarlos Romao選手のジェスカイコントロールに採用され、あの八十岡選手に紋章を食らわせた(最終的な結果は皆の知る通りではあるが)カードとして一躍有名となったドビン・バーンだ。本大会は機体デッキの存在からプレインズウォーカーが活躍しづらいとの事前評価だったが、実戦では妨害カードから彼のプラス能力へ繋げる動きが思いの外強く、一旦ターンが返ってきてしまえば手がつけられないという印象を受けた。プロツアーが終了しメタゲームが一段階進んだと思われる今、これからが非常に楽しみな1枚である。
関連リンク
プロツアー『カラデシュ』:優勝はグリクシスコントロールを華麗に操った八十岡翔太選手に – イゼ速
イベントカバレージ – MTG日本公式サイト
PRO TOUR KALADESH – MTG米公式サイト
ドビンは決勝の勝敗を分けたカードだよ
しかし緑が一気に凋落したね
不屈の追跡者や森の代言者をプロツアーで見ないとは
予期や天才の片鱗を青巨人で唱える動きのアド感好き
個人的には多勢だな、以前からある戦術とはいえ完全に失念していた
構築成績上位を見てると、色としては青白が強そうだったな
確かに今後赤緑が増えた時に餌食は選択肢になりそう
MTGのカバレージライターは不自然な言い回しが多いけど、タソガレさんもそれを目指してるのかな?
ドビンなんか今でも評価あんまり高くないけど、奥義食らったのがヤソだったから勝てたんだよね……正直普通のプレイヤーがあれを食らってあっさり捌けるとは思えないし、やっぱりすごかったなあ、と
個人的には生命ニッサを霊気池のサブフィニッシャーに持ってきてコントロールに対抗できるか試したい
何この口調w
公式記事意識したん?w
毎ターンブレストをソーサリータイミングで打つのが神ジェイス。
毎ターン稲妻をインスタントタイミングで打つのが電招の塔。
こう書くととても強そう。まぁ現実は
有事対策はマジでエーテルワークスの救い
公式記事意識してる割に全然似てなくて草生える
青は冷遇されてる(大嘘
俺は今まで天才の片鱗を甘く見てたわ、蓄霊稲妻が高タフネスクリーチャーを落としていく様は凄かった
青白使ってたけど
ゲームデー用に青白意識したハンデス積んだデッキ考え中
問題は霊基地に勝てないことか…
占術あるからトップ解決力が高いんよな…
天才の片鱗は現代版の嘘真だからなぁ。
むしろこの文体が読みやすいのですが…
MtGjpの記事に調教されてしまった感すらある
でも一般プレイヤーは霊気池多そうね
ツモったら即ウラモグかエムラクールだもの
チャンドラとニッサに触れないのは優しさか
エントリーレアとは一線を画す
なおトラッカー
個人的にはもうちょっとだけフランクな口調ってか文体のほうがいいかな。
規模はどんどん大きくなってきたけど
個人のブログだし親しみやすさって大切だと思うのよ。
※19
彼女らはPTKRD以前から機体環境で活躍できないと言われていたから、今PTで評価が変動したカードには元々入らないかと
電招の塔入りの青黒をつかってるが
天才の片鱗や放埓でエネルギー4つ、実質稲妻のオマケがついてくる動きが胡散臭すぎる。
ヘリ、警備車、ミシュラン、PWとコントロールの苦手な物は全て叩き落とせる。
こういうタソ氏の記事すこ
こんな事言うと反感買うかもしれないけど、一般のブログの記事なんだから普通に書いて欲しい
ニッサの使用感わかる動画ってある?決勝トーナメントしか見てないから予選の様子が分かんなくて
※23
苦手多すぎて草
それでもコントロール使いたいよなぁ
論文っぽくていいゾ
誰だお前
すっげえムリして下手に慣れないこと書いてるなって印象
毎度ながら無理矢理硬い文章にしようとしてるの草
これはワザとカバレージ文章直訳した風に書いてるんじゃないの?
普通にそれっぽくて上手だと思うけど
エネルギーためてまつぜ
ふつうに書いてほしいと思った(小並感)
カニッサと反チャンは見なさ過ぎて良くも悪くも評価が出来ない、まあ今回のPTでの使用率を見ればそういうことなんだろうけど
電招の塔も運用されてる場面は見れてないけど、デッキのタイプとしてカウンターバーンは好きだから使いたい
次は今回結果残した青絡みのミッドレンジ~コントロールが食われる側になるから、また次の大きい大会が楽しみ
個人的には赤緑軸のエネルギーアグロに期待したい
普通に書けばいいところを、カッコ書きを使ってわざわざ倒置しているところがちょっと気取っているというか
他にも気になるところはあるけど、みんなもそういうとこに読みにくさを感じているんじゃないかな
赤緑エネルギーがまったくで悲しいね。
前のめりなデッキ好きやから、これからの活躍に期待。
アーティファクト推しブロックでこんなに平和なのは初めてかも。これから何事もありませんように。
霊気池の驚異は出来る子だって信じてました。
ウラコジが使える期間伸びたから安定性はないけど楽しいデッキになりそうね
こういう文体で書いてるのはある種のネタであって、普通に書いて欲しいって意見も分からなくはないけどネタにマジレス的なものを感じる
普通に面白いし、個人的にはコレでいいと思うけどなぁ
みんな記事の内容より口調のが気になるようで草
天才の片鱗は冷静に考えれば、嘘か誠かと比べても遜色ないよな。
嘘か誠かがライブラリー5枚掘るのに対して4枚
嘘か誠かの手札にカードくる期待値が2.5枚に対して2枚
おまけでエネルギーが付いてくると考えると弱い要素がない。
棚卸しがインスタントならインベの頃の蝕み入ってた様なパーミッションになるよな
無許可な分解が蝕みみたいなもんだけど
今までもこういう文体の記事はあったのになぜ急に?
「皆が言ってるから俺も言ってやろ」的なものを感じて痛々しいコメ欄
国語の先生多すぎでは?
十分読みやすいのだけど。
読みにくいって言ってる人って他のニュースサイトの「読みにくい文章」に調教されてきた人達?
《天才の片鱗》は《予感》大好きだった身として発売日から使い倒してるけど、やっぱインスタントって最高っすわ。
天才の片鱗は嘘か真かと比べても手札バレしないのもいいよね
口調はたしかに気になるな
こういう管理人の個人的な意見は面白いからどんどんやってほしいけど
※45
読みやすい読みにくいじゃなく、公式の英語翻訳記事みたいな書き方だからネタにされてるだけ
ネタじゃなくて、マジのマジで「今後この口調で行くとかやめてや」って言ってる奴多いようにしか見えんが
奔流値段上がったなー……
それだけ結果が出るまで青を見捨てていたにわか青使いが多いってことさ
奔流のmasterpiece引いたとき「くっそお前かよ」とかと思ったけど、君は出来る子だって信じてたよ(掌クルー
奔流はだってこいつ今のプールなら瞬唱より明らかに強いもん
3マナから稲妻とか4マナからリーク打てた当時とは違う
若パイやメンターみたいなスペル連打がボーナスになる置物が好きな自分としては、電招の塔に興奮せざるを得ない。繰返し使える置き火力の強さは歴史が証明してるし。
あと決勝でヤソさんがやってたけど、氷の中の存在解凍からのギアハルク再利用は決まったら脳汁モノだね。修復の天使が現スタンにいれば…(高望み)
修復の天使はNGとしても、「機械を修復」するってのはいいね。
でもイニストのネグリジェエンジェルのイラストアド好きだからカラデシュ次元の四本腕天使はちよっとなぁ。