『ドミナリア』リリースノート先行公開、多数の「歴史的」カードや新メカニズムなどが明らかに
日本時間の3月9日、マジック米公式サイトより4月27日発売の通常セット『ドミナリア』のリリースノートが先行公開となりました。
中国語版リリースノートの流出を受けての対応となる、今回のあまりにも早い記事掲載。本記事ではその中から特に重要と思われる項目をピックアップしていきます。詳細についてはリリースノート(docxファイル)をご確認ください。
新メカニズム:英雄譚・カード
『ドミナリア』セットでは、新しい種類のエンチャント「英雄譚」が登場する。各英雄譚は、あなたのターンになるたびに過去の重要な出来事に関する物語を紡いでゆく。
《ベナリア史》 {1}{W}{W} エンチャント ― 英雄譚 (この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。) I, II ― 警戒を持つ白の2/2の騎士・クリーチャー・トークンを1体生成する。 III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしている騎士は+2/+1の修整を受ける。 |
中心となるテーマ:伝説のパーマネント
新旧の伝説のキャラクターたちが次元を超えて注目されている。『ドミナリア』のブースターパックはどれにも、伝説のクリーチャーが少なくとも1枚入っている。クリーチャーのみではなく、このセットには他の伝説のカードも多数含まれている。
《永遠の大魔道師、ジョダー》 {1}{U}{R}{W} 伝説のクリーチャー ― 人間・ウィザード 4/3 飛行 あなたは、あなたが唱える呪文のマナ・コストを支払うのではなく、{W}{U}{B}{R}{G}を支払ってもよい。 |
《モックス・アンバー》{0} 伝説のアーティファクト {T}:あなたがコントロールしている伝説のクリーチャーとプレインズウォーカーの中の好きな色1色のマナ1点を加える。 |
新メカニズム:伝説のソーサリー
『ドミナリア』には伝説のソーサリー・カードが初めて登場する。これは、キャラクターの過去の特別な瞬間を切り取ったものである。これらの強力な呪文は、あなたの味方である伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーが戦場で助けてくれなければ唱えることができない。
《ウルザの殲滅破》 {4}{W} 伝説のソーサリー (伝説のソーサリーは、あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ唱えられる。) 伝説でなく土地でもないパーマネントをすべて追放する。 |
新ルール用語:歴史的
このセットの英雄譚・カード、伝説のカード、アーティファクト・カードを見れば、ドミナリアの次元の壮大で謎に満ちた歴史のさまざまな面を知ることになるだろう。この次元の過去の物語の記念として、その種の歴史的なカードをプレイすることで恩恵が得られるカードを用意した。「歴史的」とはゲーム上の用語であり、「伝説の」の特殊タイプか、「アーティファクト」のカード・タイプか、「英雄譚」のエンチャント・タイプを持つカードを意味する。
《ウェザーライトの艦長、ジョイラ》 {2}{U}{R} 伝説のクリーチャー ― 人間・工匠 3/3 あなたが歴史的な呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。(歴史的とは、アーティファクトと伝説と英雄譚のことである。) |
再録キーワード:キッカー
キッカーは再録キーワードであり、多めにマナを支払うことで、呪文にさらなる力を与えることができる。
《ベイロスの大喰らい》 {2}{G}{G} クリーチャー ― ビースト 4/4 キッカー{4}(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で{4}を支払ってもよい。) ベイロスの大喰らいがキッカーされていたなら、これは+1/+1カウンターが3個置かれた状態で戦場に出る。 |
ルール変更:ダメージをプレインズウォーカーに移し替えることはできない
以前は、戦闘ダメージでないダメージの移し替えが可能だった。これは、あなたがコントロールしている発生源が戦闘ダメージでないダメージを対戦相手に与えるなら、あなたは、代わりにその発生源がそのダメージをその対戦相手がコントロールしているプレインズウォーカー1体に与えることを選べるというものであった。『ドミナリア』セットの発売にあたり、このルールを削除する。今まで「プレイヤー1人を対象」として一定のダメージを与えることになっていた多数のカードが、以下の方針に従って変更を受ける。
• 「クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象」とすると書かれていた能力は「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象」とするように変更された。
• 「プレイヤー1人を対象」とすると書かれていた能力は「プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象」とするように変更された。ただし、ダメージの量が、そのプレイヤーやプレイヤーがコントロールしているオブジェクトの情報を用いて計算される場合には、その能力は変更されず、新しいルールではダメージを与えられるのはプレイヤーのみになった。
• 「対戦相手1人を対象」とすると書かれていた能力は「対戦相手1人かプレインズウォーカー1体を対象」とするように変更された。ただし、やはり上記と同様の例外がある。これらの呪文や能力では、あなたがコントロールしているプレインズウォーカーも対象にできる。
• 対象とせずにダメージを与える能力は変更されていない。ただし、例外が1つある(《激情の薬瓶砕き》)。
《魔術師の稲妻》 {2}{R} インスタント あなたがウィザードをコントロールしているなら、この呪文を唱えるためのコストは{2}少なくなる。 クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。魔術師の稲妻はそれに3点のダメージを与える。 |
《ヤヤの焼身猛火》 {X}{R}{R} 伝説のソーサリー (伝説のソーサリーは、あなたが伝説のクリーチャーか伝説のプレインズウォーカーをコントロールしているときにのみ唱えられる。) クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー合わせて最大3つを対象とする。ヤヤの焼身猛火はそれらにそれぞれX点のダメージを与える。 |
《勇敢な紅蓮術師、チャンドラ》 {4}{R}{R} 伝説のプレインズウォーカー ― チャンドラ +1:プレイヤー1人を対象とする。{R}{R}を加える。勇敢な紅蓮術師、チャンドラはそのプレイヤーに2点のダメージを与える。 -3:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とする。勇敢な紅蓮術師、チャンドラはそれに3点のダメージを与える。 -7:プレイヤー1人を対象とする。勇敢な紅蓮術師、チャンドラは、そのプレイヤーとそのプレイヤーがコントロールしている各クリーチャーと各プレインズウォーカーに、それぞれ10点のダメージを与える。 |
《ファイアソングとサンスピーカー》 {4}{R}{W} 伝説のクリーチャー ― ミノタウルス・クレリック 4/6 あなたがコントロールしていて赤でありインスタントかソーサリーである呪文は絆魂を持つ。 白でありインスタントかソーサリーである呪文によりあなたがライフを得るたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。ファイアソングとサンスピーカーはそれに3点のダメージを与える。 |
新ルール用語:機能に影響しない若干の変更
やはり『ドミナリア』セットから、マジックの一般的な用語法に若干の変更を行った。これらは文章上の変更であり、機能には影響しない。
《ラノワールのエルフ》 {G} クリーチャー ― エルフ・ドルイド 1/1 {T}:{G}を加える。 |
《ホマリッドの探検者》 {3}{U} クリーチャー ― ホマリッド・スカウト 3/3 ホマリッドの探検者が戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上からカードを4枚自分の墓地に置く。 |
《魔術師の反駁》 {1}{U}{U} インスタント あなたがウィザードをコントロールしているなら、この呪文を唱えるためのコストは{1}少なくなる。 呪文1つを対象とし、それを打ち消す。 |
サイクル:「チェックランド」
『ドミナリア』セットには、敵対色の2色土地のサイクルがあり、必要なマナを常に確保できるようにする上で役立つ。これらのカードは『イニストラード』で初めて登場し、最近では友好色の同様のサイクルが『イクサラン』に収録された。
《孤立した礼拝堂》 土地 孤立した礼拝堂は、あなたが平地か沼をコントロールしていないかぎり、タップ状態で戦場に出る。 {T}:{W}か{B}を加える。 |
カード別注釈
非常に多くのカードについて記載が行われています。現状はリリースノート(docxファイル)を直接ご確認ください。
句読点で個人が特定されてんの生まれて初めて見たわ。
いいから句読点つけてくれ、話はそこからだ。
なんか不毛な議論が展開されてるみたいだな
カーンは、AKBで言えば前田敦子みたいな存在なのか?
カーンの事は嫌いでも、マジックは嫌いにならないでください(´;ω;`)
ハマーン様の話題で盛り上がっております
別にIDかえてないんだけどな
時間経つと自動で変わる
句読点ニキとか解放二樹とか新たなPWが続々と誕生してるようですね…
マナ出すときの文章から「あなたのマナ・プールに」ってのが消えてしまうのか
確かにマナは基本自分に対して出すものだし、別のプレイヤーになら対象の〜と付ければ解決するだろうけど、やっぱりMTGとしてのフレーバーが消えてしまうようで寂しいな
自分がおかしい事に気付かないんだなぁ
リリースノートゆっくり読み返してたら気づいたが、何気なく治癒の軟膏の(ほぼ)上位互換がついに出るんだな
自分以外のプレイヤーのライフを回復できなくなっているが、両モードがくっついた上で軽減先にPWを選べるようになってるから上位互換と言ってもいいはず
確か、今まで純粋な上位互換は1枚も出てなかったはずだよね?
ムルタニとリッチの熟達も神話かなあ?
>>509
突撃もかなり上位互換じゃない?
白1マナのインスタントで自分のコントロールしてるクリーチャーをターン終了時まで+1/+1修正はさすがに強すぎる気がする。
アンコモンでもリミテだときついレベル。
※510
ごめん、何言ってるかさっぱり分からない
全体+1/+1修正が何で治癒の軟膏の上位互換になるの?
米511
治癒の軟膏の上位互換ってわけで例示したんじゃないよ。
分かりづらくてすまんな。
モードじゃなくて両方選べるのは強いよな。ただあんまりないけど相手が穢れた療法とか貼ってたりすると一概に上位互換とは言えなかったりするよな〜
あとはルール的にどうかわからないけど自分のコントロールするクリーチャーを対象に打ったスタックでそのクリーチャーに送還打たれたら立ち消えになってライフも得られないのかな?
その辺がよくわからないな。
突撃はただ強じゃない?って同意を得ようとしただけ。
そんな、殺戮の暴君はコントロールを奪われると倒すのが大変だから、巨大な戦慄大口の上位互換とは一概に言えないみたいな話されても……
あと、立ち消えのルール知ってるなら当然の帰結として、呪文が解決されないためにその効果も得られないことは明白だと思うんだが……
まあ、ここで長々と講釈するつもりは無いから参考リンク貼っておくな、せっかくだから勉強して帰ってくれ
立ち消え(mtgwiki) http://mtgwiki.com/wiki/%E7%AB%8B%E3%81%A1%E6%B6%88%E3%81%88
ついでに
上位互換(mtgwiki) http://mtgwiki.com/wiki/%E4%B8%8A%E4%BD%8D%E4%BA%92%E6%8F%9B
注目のストーリーカードはブロックの最後をボーラス関係のカードで締めてきたけど、今回も続くのね
マナシンボルは闇の暗示(UBR)→破滅の刻(RR)→首謀者の取得(BB)→ボーラスの手中(UU)と来てるから、次はまた多色かな?
513
なんか怒らせてすまんかったな。
リミテ楽しもうや。
なんかここのコメ欄って懐かしい雰囲気あるよね
生きとったんかいワレ!
って気分になる
航海士のコンパス地味強い。
デッキは選ぶだろうけど何回見直しても潤滑油的な役割でこれより他に強いカードあったかなって思うレベル。
多分コモンだろうけど万が一アンコでも俺は納得できる。