『統率者2018』カードプレビュー:エンチャントデッキの要!再録《女魔術師の存在》のススメ
あなたはエンチャントレス/Enchantressというマジック用語をご存知だろうか。
その起源ははるか昔(といっても25年前だが)、マジック最初のセット『アルファ』に収録された「エンチャントを唱えるたびにカードを引く」クリーチャー《新緑の女魔術師/Verduran Enchantress》に由来する。
その後『ウルザズ・サーガ』にてほぼ同様のテキスト(+被覆)を有する《アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress》が登場し、エンチャントデッキのドローエンジンとして、そしてアーキタイプとしてのエンチャントレスの名が確立されていった。現在では亜種も増え、様々なカード名が付けられるようになったが、ほとんどのマジックプレイヤーの間で「エンチャントレス」といえば想像するものは同様だろう。
そしてエンチャントレスデッキはカジュアルフォーマット・統率者戦においても存在する。今回8月10日発売製品『統率者(2018年版)』の収録カードとしてご紹介させていただくのは、そんなエンチャントレスの名を冠する1枚だ。
《女魔術師の存在》、再録
Enchantress’s Presence 2G Enchantment <Rare> Whenever you cast an enchantment spell, draw a card. |
『オンスロート』収録の《女魔術師の存在》は、ハイランダー構築である統率者戦において《新緑の女魔術師》らと同様、重要なアドバンテージ源の1枚として扱われる。コンセプトに特化したデッキでは、同じようなカードはあればあるだけ良い。
オーラによる勝利を狙うのであれば、統率者は《数多のラフィーク》や《霧を歩むもの、ウリル》、《造反の代弁者、サムト》で大ダメージを叩き出す戦略がオススメだ。修整や二段攻撃で膨れ上がった統率者ダメージによって、たった一回の攻撃で相手を葬り去る場面も少なくない。
明確にエンチャントシナジーがなくともエンチャントレス機構は採用される。例えば《収穫の神、ケイラメトラ》デッキではエンチャントがパーマネントである性質を利用して顕現し、《原初の災厄、ザカマ》デッキでは《楽園の拡散》などを大量に土地に貼り付けて出し入れすることで無限マナを生み出すのだ。
他にも統率者戦において《女魔術師の存在》を採用するアーキタイプは数多く存在する。『基本セット2019』で《サテュロスの結界師》を手に入れ、さらに今回の『統率者(2018年版)』で新たな統率者の登場が期待される今、統率者戦におけるエンチャントは今最も熱いテーマの一つだと言えるだろう。
『統率者2018』でエンチャントデッキを作ろう
発表済みの情報から、今回発売される4製品のうちの1つはテーマが「白青緑のエンチャント」であると明かされている。既に他テーマでは強くて楽しいカードが多数公開されているので、こちらの出来にも十分期待ができそうだ。是非その手に取って、あなたのエンチャントデッキを強化してみてほしい。それでは。
関連リンク
『統率者(2018年版)』製品ページ – マジック米公式サイト
カードイメージギャラリー『統率者(2018年版)』 – マジック米公式サイト
スタンに再録して?
貴重な再録だ
エンチャントレスはセラ聖域をニクソスにして組んでみれば安上がりだろう
イゼットなプレビューをさせてもらえない嫌がらせ
地味に高かったから嬉しい…嬉しい…
オーラ強化なら《暁まといのクロンド》も悪くないぞ
色拘束にさえ目を瞑ればな!
※3
ゴルガリに浮気したからじゃない?
オンスロートの女魔術死の存在は色がペタっと乗ってて、レベッカの水彩調のタッチがうまく印刷されてないように見える(枠の影響かな?)
色調が整えられて、レベッカの作品が新しく綺麗に印刷されれば嬉しい
イゼットに緑のプレビューをさせるという拷問
色はともかくとしても、せめて新カードをプレヴューさせてくれてもいいのに
SCGプレビューの新規の青2枚から1枚を分けてもらえてたらなぁ…
新枠は嬉しいけど、統率者だとレガシーの分をそろえるのは難しいかな
またプレビュー青赤以外だったのか
頑なにイゼットカラー以外をプレビューする男
再録のプレビュー割り当てられたのか草
赤のカード頑なにプレビューさせてもらえなくて可哀想(棒読み)
各サイトにプレビューさせるカードの色を4月1日に決めてるんだろう
次はラヴニカだから次こそ大丈夫なんじゃない?知らないけど
ラルは無理でもギルド魔導師貰えたら御の字やで
タソガレ君がラヴニカで出るであろうイゼットのカード紹介させて貰えなかったら退社ですかね…
新ミゼット様出るならここで初プレビューしかない…しかなくない?
セラの聖域再録しろ(暴論)
これ再録初なのか
ティム速