9月8-9日、アメリカ合衆国ミシガン州にてチーム共同デッキ構築モダンにて行われたグランプリ・デトロイト2018(参加者数:532チーム)。優勝はWilliam Courson選手・Antonio Perez選手・Andrew Koko Lopez選手チームとなりました。
※写真はマジック米公式サイトより
トップ4チーム
1st Place |
5色人間 – 緑単トロン – ジェスカイコントロール
William Courson – Antonio Perez – Andrew Koko Lopez |
2nd Place |
バントスピリット – 鱗親和 – 黒赤ホロウワン
Paulo Vitor Damo da Rosa – Matt Nass – Sam Pardee |
3rd Place |
白青コントロール – マルドゥパイロマンサー – 青緑感染
Bryan Kinnell – Jose David Marzuca Lozano – Bradley Tinney |
4th Place |
5色人間 – タイタンシフト – 白青コントロール
Jonathan Rowe – Felix Tse – Dan Lanthier |
※トップ4チームのプロフィールはこちらから。
※チーム構築では同じカードを複数のデッキで使用することはできません。
優勝チームデッキリスト
5色人間 プレイヤー:William Courson |
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デッキリスト |
4:《地平線の梢/Horizon Canopy》
4:《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4:《古代の聖塔/Ancient Ziggurat》
4:《手付かずの領土/Unclaimed Territory》
1:《金属海の沿岸/Seachrome Coast》
1:《島/Island》
1:《平地/Plains》
19 lands
2:《異端聖戦士、サリア/Thalia, Heretic Cathar》
3:《スレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thraben》
4:《カマキリの乗り手/Mantis Rider》
4:《サリアの副官/Thalia’s Lieutenant》
4:《帆凧の掠め盗り/Kitesail Freebooter》
4:《反射魔道士/Reflector Mage》
4:《貴族の教主/Noble Hierarch》
4:《翻弄する魔道士/Meddling Mage》
4:《幻影の像/Phantasmal Image》
4:《教区の勇者/Champion of the Parish》
37 creatures |
4:《霊気の薬瓶/AEther Vial》
4 other spells
1:《ガヴォニーの騎手/Riders of Gavony》
1:《四肢切断/Dismember》
1:《はらわた撃ち/Gut Shot》
2:《イゼットの静電術師/Izzet Staticaster》
3:《罪の収集者/Sin Collector》
1:《凶兆艦隊の向こう見ず/Dire Fleet Daredevil》
2:《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
1:《再利用の賢者/Reclamation Sage》
1:《戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War’s Wage》
2:《民兵のラッパ手/Militia Bugler》
15 sideboard cards |
緑単トロン プレイヤー:Antonio Perez |
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デッキリスト |
4:《森/Forest》
4:《ウルザの塔/Urza’s Tower》
4:《ウルザの鉱山/Urza’s Mine》
4:《ウルザの魔力炉/Urza’s Power Plant》
2:《幽霊街/Ghost Quarter》
1:《ウギンの聖域/Sanctum of Ugin》
19 lands
3:《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
4:《歩行バリスタ/Walking Ballista》
2:《絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hunger》
9 creatures |
2:《精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon》
4:《解放された者、カーン/Karn Liberated》
4:《森の占術/Sylvan Scrying》
4:《古きものの活性/Ancient Stirrings》
2:《大祖始の遺産/Relic of Progenitus》
4:《探検の地図/Expedition Map》
4:《彩色の宝球/Chromatic Sphere》
4:《忘却石/Oblivion Stone》
4:《彩色の星/Chromatic Star》
32 other spells
3:《難題の予見者/Thought-Knot Seer》
2:《スラーグ牙/Thragtusk》
1:《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
2:《次元の歪曲/Spatial Contortion》
3:《自然の要求/Nature’s Claim》
1:《忘却蒔き/Oblivion Sower》
1:《約束された終末、エムラクール/Emrakul, the Promised End》
1:《呪文滑り/Spellskite》
1:《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
15 sideboard cards |
ジェスカイコントロール プレイヤー:Andrew Koko Lopez |
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デッキリスト |
3:《天界の列柱/Celestial Colonnade》
3:《廃墟の地/Field of Ruin》
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand》
1:《氷河の城砦/Glacial Fortress》
2:《神聖なる泉/Hallowed Fountain》
3:《島/Island》
1:《山/Mountain》
1:《平地/Plains》
1:《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
3:《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
2:《蒸気孔/Steam Vents》
1:《硫黄の滝/Sulfur Falls》
25 lands
4:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
4 creatures |
1:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
2:《ドミナリアの英雄、テフェリー/Teferi, Hero of Dominaria》
2:《至高の評決/Supreme Verdict》
4:《謎めいた命令/Cryptic Command》
1:《電解/Electrolyze》
4:《稲妻/Lightning Bolt》
3:《稲妻のらせん/Lightning Helix》
3:《論理の結び目/Logic Knot》
1:《否認/Negate》
4:《流刑への道/Path to Exile》
2:《のぞき見/Peek》
1:《残骸の漂着/Settle the Wreckage》
1:《荒野の確保/Secure the Wastes》
2:《アズカンタの探索/Search for Azcanta》
31 other spells
1:《否認/Negate》
1:《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
2:《天界の粛清/Celestial Purge》
2:《払拭/Dispel》
1:《黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer》
2:《外科的摘出/Surgical Extraction》
1:《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
2:《石のような静寂/Stony Silence》
1:《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》
1:《仕組まれた爆薬/Engineered Explosives》
1:《軽蔑的な一撃/Disdainful Stroke》
15 sideboard cards |
デッキリスト
トップ4チーム
動画配信(Twitch)
動画一覧はこちらから。
ソース
GRAND PRIX DETROIT 2018 – マジック米公式サイト
つまりなんでも勝てるってこった!
流石に人間と白青コンは使用率頭一つ抜けてて、他はまちまちって感じやね
トロンの忘却まきって何に効くんだろう
人間トロンジェスカイのチームって聞くだけでモダン最強感が半端ない
KCIじゃなくても勝ってるマット・ナス化け物すぎる…
人間は他と土地があんまり被らないから選びやすそうだな
血編み髪のエルフとジェイスってどうなったの?
モダンは全然やらないけど、話題になってなかったっけ
モダンという魔境に呑み込まれたよ
※7
血編みはジャンドとかポンザの必須パーツに、ジェイスは白青奇跡コンのメイン、もしくは青系デッキのサイドカードとして定着してるよ
ジェイスは一時期は青白系コントロールでテフェリーにシェアを奪われたが、奇跡をメインに据えた青白コントロールがtier1になり、仕込み手段兼フィニッシャーとしての役割を得た。
血編み髪のエルフを得たジャンドは解禁直後こそtier1に躍り出たが、ホロウヴァイン系などの超高速アグロやKCIなどの墓地コンボ、宿敵トロンなどの隆盛によりフェアの代表であるBGデッキそのものが勢力を失って行ったことで、環境における存在感はそれほどでもなくなった。
結論としては、血編みとジェイス解禁に関して、かなりよい調整具合であったといえる。
※8、9、10
分かりやすい解説サンクス!
そういうカードの解禁とメタの変遷みたいな話を聞くとモダンやってみたくなるな
>>10
名解説。俺もぱっとこれくらい出てくるようになりたい
イクサランのカード結構入ってるじゃーん
ガヴォニーの騎手は目から鱗の発想。
人間と宣言すればミラーマッチもすり抜けられるとかよく考えたなあ。
※14
しばらく前にはサイドのスロットで見かけることもあったよ
今回はチームGPだから人間のシェアが伸びると読んだんだろう
しかしヴァラクート久々に見た気がするなぁ…
テフェリーを返しのターンまでに倒せない場合の絶望感はやばい
※3
ミラー対策だと思う
4枚めくるだけでも4マナ伸びるなんてザラだし、トロンミラーはサイド後互いに土地破壊+サージカルを狙うからサージカルで抜かれた土地を相手から補うorサージカルで抜いた相手の土地をまとめてパクってくるっていうプランが取れるようになる
モダン怪獣大集合感あって良いな……(まだまだヴァインKCIカウンターカンパニージャンド諸々あるけど)
じゃあジャンドの勢い復活と、墓地活用系への対処として、死儀礼のシャーマンの解禁を
新ラヴニカに再録すれば、新旧プレイヤー分け隔てなく安価で浸透するし誰も文句は言うまい
※10の解説の通り、ジェイスと血編みんは上手いこと溶け込んだけど、流石にそれ以外のメンツは最強死刑囚よろしく、シャバに出せる訳ないんだよなぁ…
チームだと言うのを差し引いてもマットナスカッコいいな
※19
ジャンドは全盛期ほどではないとしてもtier2~1.5ぐらいを彷徨ってるぐらいの力はあるし墓地利用も対処しなきゃいけないほど環境支配してる訳じゃないし何言ってんだとしか
他所のタイトルでもよく見る理屈だが、特定のデッキの趨勢と特定のカードの危険度を毎回混同しちゃいかんよ。禁止や制限は、特定のデッキを強くし過ぎた為に抑制するタイプと、単純にカード自体が強すぎたから抑制するタイプがある。死儀礼は後者
仮にモダンジャンドの勢いが微妙だという前提を認めるとしても、それと死儀礼は何の関係も無い。死儀礼は死儀礼自体がアカンかったから禁止されたんや
特定のデッキが弱いからって、そのデッキが強くなる餌を与えて良いって口実にはならないし
てか、そのやり方で破綻したのが某戯王じゃん。だから糞呼ばわりされてもあの新ルール作るしかなかったんだし
青黒系のコントロールに梃子入れして欲しいわ。今の超速環境についていけん…
マット・ナス強すぎだろ。
※19だけど
死儀礼はもちろんネタやで