日本時間の8月15日、マジック：ザ・ギャザリング公式サイトより、2020-2021シーズンにおけるマジック・プロリーグやライバルズ・リーグ、各種イベントの新制度が告知されました。

ここでは要点のみを掲載いたしますので、詳細は告知記事をご確認ください。

この記事内では、

・ライバルズ・リーグの発足
・マジック・プロリーグの来季の構成
・MPLガントレット
・プレイヤーランキングの導入
・プレイヤーズツアー
・MTGアリーナのイベント

これらの項目について、簡易説明をしております。

ライバルズ・リーグの発足

マジック・プロリーグの下部に属するライバルズ・リーグの構造。

出典：マジック日本公式サイト

ライバルズ・リーグは、MPLへの参加権利が授与される選手育成リーグです。
以下の46名の選手によって構成されます。

・デジタル・ランキング１位～12位のプレイヤー（MPL選手は除く）
・テーブルトップ・ランキング１位～12位のプレイヤー（MPL選手は除く）
・MPLガントレット下位12名
・前MPLシーズンの下位4名
・裁量枠 6名

マジック・プロリーグの来季の構成

2020-2021シーズンのマジック・プロリーグの構成。選手の数は24名となります。

出典：マジック日本公式サイト

MPLガントレット

MPLガントレットは、ライバルズ・リーグとマジック・プロリーグの入れ替え戦のようなものです。

出典：マジック日本公式サイト

MPLガントレットは、以下の16名によって行われます。

・マジック・プロリーグで17位～20位の選手
・ライバルズ・リーグ所属でMTGアリーナの成績が3～8位の選手
・ライバルズ・リーグ所属でテーブルトップの成績が3～8位の選手

出典：マジック日本公式サイト

プレイヤーランキングの導入

今後はプレイヤーのランキングを決めるポイントを、MTGアリーナとテーブルトップで分けて記録するようです。
MTGアリーナのランキングはこれまで通り、ミシックポイントを使用します。

テーブルトップでは、プレイヤーポイントを使用。プレイヤーポイントは以下の大型大会で付与されます。

・プレイヤーズツアー（アメリカ・ヨーロッパ）・アジア）
・プレイヤーズツアーファイナル

プレイヤーズツアー

「プレイヤーズツアー」はテーブルトップ・マジックの新たな競技イベント。

行われるのは、アメリカ・ヨーロッパ・アジアの3地域。アジアのプレイヤーがアメリカのプレイヤーズツアーに参加することは可能ですが、プレイヤーズツアーへの参加はサイクルごとに1度のみです。
プレイヤーズツアーに出場できるのは、予選を突破した選手や一部の選手のみ。予選は各地やMagic Online上で開催します。
プレイヤーズツアー予選に参加することでもらえるプロモカードも発表されています。《謎めいた命令》です。

プレイヤーズツアーの地域ごとの招待人数と賞金総額は下記。

プレイヤーズツアーで好成績を収めたプレイヤーは、プレイヤーズツアーファイナルへの参加権利を獲得することができます。

プレイヤーズツアーファイナルはおよそ120人が招待され、賞金総額は250,000ドルとなるトーナメントのようです。

MTGアリーナのイベント

ミシックインビテーショナルは年3回開催。各トーナメントの賞金総額は750,000ドル。
ミシックインビテーショナルの予選は2回行われ、上位16名が権利を獲得。この予選に参加するには、各予選シーズンの終了時に、構築・リミテッドのいずれかで月間ランキングで1200位以内に入る必要があります。

ソース

マジックのeスポーツの未来 – マジック日本公式サイト