Magic Story『石と血と』:明かされるナヒリの真実と、エルドラージに蹂躙された故郷での決意

 

日本時間の6月16日、マジック:ザ・ギャザリング日本公式サイトより背景世界記事であるMagic Story『石と血とが公開されました。

かつてソリンが回想した再会の物語には続きがありました。彼の機嫌を損ねたことで再び長い時間を無為に過ごすことになったナヒリ。解放された彼女がエルドラージによって崩壊していく故郷を見た時、その胸の内に生まれた感情とは……。

あらすじ

千年前、ソリンが再会したナヒリから救援に来なかったことを糾弾され、アヴァシンについて問い質されたあの時まで話は遡る。ナヒリから剣を取り上げたソリンは彼女を獄庫へと叩きつけ、その中の虚空へと封じたのだった。

獄庫の中の暗黒を、彼女はただただ落ちていた。ゼンディカーでも五千年近くをまどろんで過ごした彼女だったが、繭の中から次元の全てを感じることができた。だがここで感じることが出来るのは暗闇と落下、そしてソリンの匂いのみ。次第に孤独が彼女の正気を蝕んでいく。彼女を唯一支えたのは故郷の世界の記憶。アクーム、オンドゥ、ヴァラクート、ムラーサ、バーラ・ゲド、グール・ドラズ……恐ろしく長い時間を掛けてそれらを心の内側に再現した。そうしている間に、獄庫の中にあのアヴァシンがやってきた。そして彼女から香る彼の匂いに全てを察する。この天使は彼が生み出したのだと。最初から彼の都合のいいように作られていたのだと。更にそこから時が流れ、そして遂に獄庫が開放された――。

まずはここから離れなければ。ナヒリはかつてそうしていたように世界の壁、プレインズウォーカーのみが感じられる久遠の闇へと手を伸ばす。しかしその壁は以前より強固に感じられた。ナヒリは「大修復」を知らなかったが、自分が閉じ込められている間に宇宙の理そのものが変化したということは理解できた。それでも試行錯誤の末、故郷であるゼンディカーへのプレインズウォークに成功する。

故郷は解放されたエルドラージによって蹂躙されていた。現地のコーより既にバーラ・ゲドが失われたことを聞かされ、愕然とするナヒリ。そして再び姿を見せる忌まわしき存在、ウラモグ――自分の知るゼンディカーは、もうない。ならばゼンディカーが血を流したように、イニストラードもそうなるだろう。私が嘆いたように、ソリンも嘆くことだろう。ナヒリは立ち上がると、目的のために動き出したのだった。

用語解説

大修復/Great Mending[出来事]
かつてプレインズウォーカーは次元を渡ることが出来るだけでなく、無尽蔵の魔力や不老不死の肉体を持ち、食事や睡眠を必要とせず、次元の創造や破壊すら可能な神にも等しい存在であった。しかしその強過ぎる力を行使する度に多元宇宙は少しずつ姿を歪め、発生した「次元の裂け目」がドミナリアを中心とした各次元を蝕み始めていた。この事態を察したプレインズウォーカー・テフェリーは解決策を求め、遂に自らの灯を捧げることで裂け目の修復が可能なことを突き止める。様々な決断、様々な犠牲を経て(時のらせん・ブロック)最終的に裂け目は完全に修復され(これを大修復と呼ぶ)、しかし同時に全てのプレインズウォーカーは多元宇宙の安定と引き換えに全能の力を失った。この出来事を基準とし以前から存在していたプレインズウォーカーを「旧世代」、以降の生まれを「新世代」と呼称することがある。

関連リンク

『異界月』物語アーカイブ – MTG米公式サイト
『イニストラードを覆う影』物語アーカイブ – MTG米公式サイト

次元概略:イニストラード – MTG米公式サイト

ソース

石と血と – MTG米公式サイト

101 コメント on Magic Story『石と血と』:明かされるナヒリの真実と、エルドラージに蹂躙された故郷での決意

  1. [101] 名無しのイゼット団員 2016/07/01(金) 01:55:24 ID:IxODk0MDI

    ≫32
    「バケモノ3匹捕まえたからお前ん家で保管しといて。まあ何かあったら助けに来てやるよ(来るとは言ってない」で放置しといて「昔の女」としか思ってないからクズ認定されてるんですが

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