日本時間の3月22日、マジック：ザ・ギャザリング公式サイトより、背景世界記事であるMagic Story『ドミナリアへの帰還 第1話』が公開されました。

本来の集合場所である次元ドミナリアへと命からがら辿り着いた、ジェイスを除いたゲートウォッチの4人。しかしニッサはリリアナへの不信から、チャンドラは自らの弱さと向き合うためにそれぞれ別の次元へと消えてしまいます。残された2人は治療と休息のためかつてのヴェス領へと足を運ぶのですが、リリアナはそこで思わぬ人物との再会を果たすことになるのでした。

今回のストーリーを手掛けたのは現在アメリカで高い人気を誇るスペキュレイティブ・フィクション作家のMartha Wells氏。これから約1年間、背景世界を綴る物語は著名な作家陣をライターに迎え展開されていきます。

用語解説

■陰謀団/The Cabal [組織]
邪教を崇拝する犯罪組織。その勢力はオタリア大陸全域にまで及ぶ。前総帥ヴィロット・マグランの死後、魔神クベールから悪魔ベルゼンロックへと宗旨変えした様子。

■新アルガイヴ/New Argive [国家]
テリシア大陸の国家。キイェルドーとバルデュヴィアを統合し建国された。

■黒き剣のダッコン/Dakkon Blackblade [人物、プレインズウォーカー]

刀鍛冶にして戦士。プレインズウォーカー、ガイヤドローン・ディーハダの依頼により魂を吸う黒き剣を作成し、その報酬としてプレインズウォーカーとしての能力を得た。その直後にディーハダが振う黒き剣により魂を奪われ、以後復讐を誓う。とある呪いによりプレインズウォーカーとしての能力を失うも黒き剣の奪還に成功、ディーハダの手下であるエルダー・ドラゴンを殺害した。

■アーボーグ/Urborg [土地]
ジャムーラ大陸にあるアンデッドや夜魔が住まう危険な島。

■ジョイラ/Jhoira [人物]

ギトゥ族の女性。「練達の工匠」と呼ばれる凄腕のアーティファクト使いにしてウェザーライト号の初代艦長。かつてウルザとバリンにその実力を認められ、トレイリアのアカデミーでテフェリーと共に学んでいた。ウルザの実験失敗がもたらした時間災害の影響で老化が止まっている。

■ウェザーライト/Weatherlight [アーティファクト]

ウルザがファイレクシアに対抗するために製作した兵器「レガシー」の1つ。単独でプレインズウォークが可能な次元航行船。

■スラン/Thran [国家]
古代スラン帝国。遥か昔に栄えていた古代文明国家。マナ・クリスタルやパワーストーンなどを生み出す高度な魔法や技術を有しており、ドミナリアではその遺産を掘り起こそうと日々発掘作業が行われている。

■ベナリア/Benalia [国家]
エローナ大陸に位置する帝国。かつてファイレクシアとの戦争によって壊滅的な打撃を受けるも、現在は復興している。

関連リンク

リリアナの「オリジン」：第四の契約 – マジック日本公式サイト

ソース

ドミナリアへの帰還 第1話 – マジック米公式サイト