[スタンダード]『破滅の刻』環境、ついに開幕!激動の第1週目に、いったい何が起こったのか?
みなさん、初めまして。らっしゅこと高橋 純也です。
もしかしたら初めましてじゃない人もいるかもしれませんが、イゼ速でお会いするのはきっと初めてでしょう!これからはイゼ速運営メンバーの一員として、タソガレさんと一緒に頑張っていくことになりました。
運営が晴れる屋子会社のSekappyになるし、よくわからない人が加わったし、「居心地の良かったイゼ速が変わってしまうんじゃないか」と戸惑い不安に思う人は大勢いるでしょう。そして残念ながら、多かれ少なかれ、これまでのイゼ速からは変わってしまうと思います。
しかし、それはきっと良い方向に、です。
タソガレさんのもつイゼ速のコンセプトは「マジックの情報を早く知って、楽しく共有できる”広場”」というもの。これだけは変わらずに、より楽しく意見交換・交流できる広場に変えていこう、と運営チームは考えています。これまで通りではなく、これまで以上にイゼ速を楽しんでもらえるよう努力していくので、どうかこれからもよろしくお願いします。
さて、自己紹介と抱負が長くなりました。さっそく記事の本題に入りましょう!
今回の舞台は『破滅の刻』発売1週目のスタンダード環境。MOPTQとSCGOという2つの巨大なトーナメントが終わるまでに、新環境のスタンダードでは何が起こっていたのか?それを時系列順に見ていきたいと思います。ちょっと長い記事ですが、どうぞ最後までお付き合いください!
1. 青赤コントロールの隆盛
青赤コントロール プレイヤー:Brennan M DeCandio | |
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7:《島/Island》 3:《山/Mountain》 4:《霊気拠点/Aether Hub》 4:《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》 4:《さまよう噴気孔/Wandering Fumarole》 1:《泥濘の峡谷/Canyon Slough》 1:《異臭の池/Fetid Pools》 1:《窪み渓谷/Sunken Hollow》 25 Lands 4:《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》 |
2:《マグマのしぶき/Magma Spray》 4:《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》 3:《検閲/Censor》 2:《削剥/Abrade》 2:《本質の散乱/Essence Scatter》 2:《否認/Negate》 4:《至高の意志/Supreme Will》 2:《不許可/Disallow》 4:《ヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illumination》 3:《天才の片鱗/Glimmer of Genius》 2:《破滅の刻/Hour of Devastation》 1:《王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh》 31 Other Spells 3:《ジェイスの敗北/Jace’s Defeat》 |
ときは7月11日。現実の発売日よりも少し早く、MOでは『破滅の刻』がリリースされました。リリース直後は新カードの供給の問題からか、青白モニュメントやティムールエネルギーなど、前環境さながらの面々ばかりだったものの、次第にとあるデッキの目撃証言が増えてきます。
そう、青赤コントロールです。
前環境から存在する《奔流の機械巨人》をキーカードに据えた青赤のコントロールデッキは、『破滅の刻』から新たに《削剥》《至高の意志》《破滅の刻》を手にしました。特に2種類の選択呪文の影響は大きく、《削剥》は《蓄霊稲妻》しかなかった序盤の選択肢を強化し、《至高の意志》は必要悪のカウンター呪文でありながら《天才の片鱗》や土地へのアクセスを助ける潤滑油として働くことによって、デッキの地盤がしっかりと固まったのです。
有名配信者の@BDeCandio7がMO競技リーグを連続で5-0し、Redditでも同じリストで10-0したプレイヤーが登場したこともあってか、ありとあらゆる配信のテーブルには青赤コントロールが登場し、MO競技リーグの結果報告には10マッチ中6マッチが青赤コントロールなんて記録さえ見られるほどの流行をみせます。
そして、週末のMOPTQでは、MO最強のプレイヤーの一人であるJaberwockiが惜しくも2位に入賞しました。
MOPTQ 2位:青赤コントロール プレイヤー:Jaberwocki | |
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4:《霊気拠点/Aether Hub》 9:《島/Island》 5:《山/Mountain》 4:《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》 4:《さまよう噴気孔/Wandering Fumarole》 26 lands 4:《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》 |
1:《破滅の刻/Hour of Devastation》 2:《焼けつく双陽/Sweltering Suns》 3:《削剥/Abrade》 2:《予期/Anticipate》 4:《検閲/Censor》 1:《不許可/Disallow》 2:《本質の散乱/Essence Scatter》 4:《天才の片鱗/Glimmer of Genius》 4:《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》 1:《マグマのしぶき/Magma Spray》 2:《否認/Negate》 4:《至高の意志/Supreme Will》 30 other spells 1:《本質の散乱/Essence Scatter》 |
冒頭で紹介したリストと比較して、メインとサイドボードともに明らかに方針転換されています。《ヒエログリフの輝き》《破滅の刻》《王神、ニコル・ボーラス》など重い呪文が減り、代わりに《氷の中の存在》《焼けつく双陽》が増えるなど、アグロやホード(いわゆる横に戦線を広げるデッキのことです。トークンとかゾンビとか)を意識した構成になっていることがわかります。
青赤コントロールが流行していたはずなのに、なぜそのような変更が行われたのでしょうか。それはなんとMOPTQが行われた週末には既に新環境のメタゲームは次なる段階へとシフトしていたからなのです。
2. 赤単アグロの反撃
MO競技リーグ 5−0:赤単アグロ プレイヤー:Mac142 | |
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13:《山/Mountain》 4:《ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins》 3:《陽焼けした砂漠/Sunscorched Desert》 1:《ハンウィアーの要塞/Hanweir Battlements》 21 lands 4:《アン一門の壊し屋/Ahn-Crop Crasher》 |
4:《焼夷流/Incendiary Flow》 4:《激情のカルトーシュ/Cartouche of Zeal》 8 other spells 2:《削剥/Abrade》 |
ニコル・ボーラスが大活躍するストーリーを踏襲するかのような青赤コントロールの復権が目立つ影では、遅くなる環境を狙いすましたアグロデッキが着々と育っていました。速度の面で牽制したのは、赤単アグロです。エルドラージの入ったミッドレンジ型、上のリストのようなアグロ型と、幾つかのヴァリエーションは見られましたが、どれもライフへのプレッシャーを意識して構築されています。
コントロール同士の戦いにおいて、最も軽視されるのはライフというリソースです。つまり、コントロールが流行するほど環境的にはライフを維持する効果の価値は下がり、結果として、そこを攻める戦略が正当化されやすくなります。そこで突如浮上したのが、大量の速攻クリーチャーと《ラムナプの遺跡》を採用した赤単でした。
《地揺すりのケンラ》は強そうなことは書いてあるものの、評価が難しいカードの1枚でした。このようなカードは《大天使アヴァシン》や《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》のように1枚でゲームを決めてしまう類の強さではなく、特定のデッキタイプにおいてのみ輝くような強さを持っているからです。要するに、使うデッキがなければ評価のしようが無いカードということですね。
そして待望の配属先は、やはり赤単アグロでした。当然といえば当然の居場所ですが、前環境には影も形もなかったデッキタイプなので、それが突然成立しうるだけのポテンシャルが《地揺すりのケンラ》に秘められていたということでもあります。ミッドレンジ型では「永遠」も狙えるため、これからは幅広い赤系アグロで姿を見かけることになりそうです。
さて、環境の話に戻しましょう。
青赤コントロールの隆盛から、遅いゲーム展開やコントロール対策に意識が向けられた環境において、赤単アグロは脅威そのものでした。同型を意識するあまりに全体除去の枚数を抑えたコントロールにも、対コントロール戦を意識して除去を多く採用できないミッドレンジにも強い。まさに環境のブラインドスポットを突いたアイデアだったのです。
3. 安定のマルドゥ機体
MOPTQ 1位:マルドゥ機体 プレイヤー:beraldi | |
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4:《霊気拠点/Aether Hub》 2:《泥濘の峡谷/Canyon Slough》 4:《秘密の中庭/Concealed Courtyard》 4:《感動的な眺望所/Inspiring Vantage》 1:《山/Mountain》 3:《平地/Plains》 2:《乱脈な気孔/Shambling Vent》 4:《産業の塔/Spire of Industry》 1:《沼/Swamp》 25 lands 2:《大天使アヴァシン/Archangel Avacyn》 |
4:《ゼンディカーの同盟者、ギデオン/Gideon, Ally of Zendikar》 1:《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》 1:《木端+微塵/Cut+Ribbons》 3:《致命的な一押し/Fatal Push》 4:《無許可の分解/Unlicensed Disintegration》 4:《キランの真意号/Heart of Kiran》 17 other spells 1:《木端+微塵/Cut+Ribbons》 |
こうして最遅の青赤コントロール最速の赤単アグロが出揃ったところで、いよいよ環境のバランスが整いはじめます。ひたすら早くすることや、ひたすら遅くする戦略が最強になることは、ポストボードのゲームがあるマジックでは珍しいことです。往々にして、想定される最速と最遅の範囲を把握したバランスの良いミッドレンジが天下を掴むことになります。
そして、お約束通りに浮上してきたのはマルドゥ機体です。
『アモンケット』以前の環境では最強の呼び声が高かったマルドゥ機体の強みは、基本的にはコントロールに耐性のある多角的なアグロデッキでありながら、ポストボードでは豊富なプレインズウォーカーを軸に据えたコントロールとしても振る舞える万能性にあります。相手がどれだけ速いのか、あるいは遅いのか。環境のゲームレンジさえ把握できれば、これほど頼もしいデッキタイプはありません。
観客としては1枚も『破滅の刻』のカードが入っていないデッキに活躍されるのは、なんだか寂しい気持ちになりますが、新進気鋭の赤単と青赤のはびこるMOPTQのフィールドを制したのは、完成されたBeraldiのマルドゥ機体でした。決勝戦では軽量化した青赤コントロールを使うJaberwockiを破っています。ただ、試合後の感想でJaberwockiは「(青赤には)まだ改良できる点は残されている。マルドゥ機体にはまだ厳しいが、他に対してはいい出来映えだと思う」と語りました。完成されたマルドゥと、未完成の新デッキたち。まだまだ伸びしろのある新デッキの戦いは始まったばかりです。
4. 前環境の覇者、白青モニュメント
ここまではMO、つまりは電脳世界のお話でした。同時刻、現実世界のビッグイベントであるSCGO シンシナティでは、初日全勝からスイス予選ラウンドを1位で通過したJonathan Rosumの活躍が話題になりました。そんな絶好調の彼が使ったのは、ポスト《霊気池の驚異》禁止環境のベストデッキと名高い白青モニュメントです。
SCGO 2位:白青モニュメント プレイヤー:Jonathan Rosum | |
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4:《島/Island》 9:《平地/Plains》 1:《灌漑農地/Irrigated Farmland》 4:《港町/Port Town》 4:《大草原の川/Prairie Stream》 3:《ウェストヴェイルの修道院/Westvale Abbey》 25 lands 4:《往時の主教/Bygone Bishop》 |
2:《停滞の罠/Stasis Snare》 2:《金属の叱責/Metallic Rebuke》 4:《オケチラの碑/Oketra’s Monument》 3:《黄昏+払暁/Dusk+Dawn》 11 other spells 3:《賞罰の天使/Angel of Sanctions》 |
《黄昏+払暁》《往時の主教》《オケチラの碑》《雲先案内人》を擁する無尽蔵のリソースをもった白青モニュメントは、かつての青白ヒバリを髣髴とさせる中長期戦の覇者。いくら戦場をリセットしても復帰する耐久力は、長期戦で青赤コントロールさえも脅かす存在です。
また、《黄昏+払暁》を自然に採用できるため、《黄昏》が刺さる緑黒エネルギーやティムールエネルギーといった中型クリーチャーを中心に構築されたミッドレンジにも強いことも特長のひとつ。タイミングよくミッドレンジとコントロールが主流だったSCGOでは納得の大活躍を見せつけたようです。
MOPTQでは赤単アグロの波に飲まれたのか、どちらかというと負け組に回ってしまいましたが、安定性と耐久力においては比肩するデッキなどいない優秀なデッキタイプです。これからプロツアーまでは絶対に無視できない存在になるでしょう。そんな強力な白青モニュメントを使ったJonathan Rosumが今大会で敗北したのは2回でした。最後にRosumを打ち崩した2つのアイデアをご紹介して、新環境の1週目を終えることにしましょう。
5. 新発想の4色現出と4色コントロール
SCGO 3位:4色現出 プレイヤー:Zan Syed | |
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4:《森/Forest》 2:《島/Island》 1:《山/Mountain》 1:《沼/Swamp》 4:《花盛りの湿地/Blooming Marsh》 4:《植物の聖域/Botanical Sanctum》 4:《進化する未開地/Evolving Wilds》 1:《風切る泥沼/Hissing Quagmire》 1:《伐採地の滝/Lumbering Falls》 22 lands 4:《機知の勇者/Champion of Wits》 |
4:《発生の器/Vessel of Nascency》 3:《過去との取り組み/Grapple with the Past》 4:《コジレックの帰還/Kozilek’s Return》 2:《巧みな軍略/Strategic Planning》 4:《ウルヴェンワルド横断/Traverse the Ulvenwald》 17 other spells 1:《膨らんだ意識曲げ/Distended Mindbender》 |
予選ラウンドで唯一人、Jonathan Rosumを倒したのは《残忍な剥ぎ取り》を採用したZan Syedの4色現出でした。プロツアー『異界月』から存在する4色現出は、現環境でもっとも歴史のあるデッキタイプといえるのかもしれませんが、その長い歴史とは不釣り合いなほど研究されてこなかったデッキでもあります。
基本的には、墓地を肥やして《憑依された死体》から《老いたる深海鬼》の「現出」を目指すデッキです。『破滅の刻』からは、EtB能力で2枚ルーターできる《機知の勇者》が加わり、墓地に落としたいカードばかりが手札に溜まってしまうトラブルを避けられるようになりました。
ただカードテキストを読み上げるのも心苦しいので、このデッキが活躍した文脈を説明すると、SCGOがミッドレンジやコントロールが多いトーナメントだったからです。相手のデッキが何かである以前に、自分のデッキが機能するかが勝敗を分かつため、墓地にリソースを用意する余裕のあるマッチアップを得意としています。そのため、中速以降のデッキが大半を占めた今大会は、4色現出にとって、なかなかに理想的な環境だったようです。環境の速度、デッキの安定性など、懸念すべき要素は多くあるデッキではありますが、《機知の勇者》というマスターピースを得た今、秘めたる可能性はいまだ底が見えません。
1位:4色コントロール プレイヤー:Michael Hamilton | |
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2:《島/Island》 2:《山/Mountain》 3:《平地/Plains》 4:《霊気拠点/Aether Hub》 1:《異臭の池/Fetid Pools》 4:《感動的な眺望所/Inspiring Vantage》 4:《灌漑農地/Irrigated Farmland》 2:《港町/Port Town》 2:《尖塔断の運河/Spirebluff Canal》 3:《さまよう噴気孔/Wandering Fumarole》 27 lands 1:《奔流の機械巨人/Torrential Gearhulk》 |
2:《ドビン・バーン/Dovin Baan》 1:《秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets》 1:《先駆ける者、ナヒリ/Nahiri, the Harbinger》 1:《王神、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, God-Pharaoh》 2:《排斥/Cast Out》 2:《削剥/Abrade》 1:《神聖な協力/Blessed Alliance》 2:《検閲/Censor》 2:《本質の散乱/Essence Scatter》 4:《天才の片鱗/Glimmer of Genius》 2:《蓄霊稲妻/Harnessed Lightning》 2:《マグマのしぶき/Magma Spray》 2:《否認/Negate》 1:《明日からの引き寄せ/Pull from Tomorrow》 3:《至高の意志/Supreme Will》 2:《燻蒸/Fumigate》 1:《光輝の炎/Radiant Flames》 31 other spells 3:《栄光をもたらすもの/Glorybringer》 |
最後に紹介するのは、SCGO シンシナティを優勝したMichael Hamiltonの4色コントロールです。さきほど青赤コントロールは、白青モニュメントに弱いと話したばかりですが、同系統である4色コントロールはどうかというと、一概に不利だとは言い切れません。
それは4色にはプレインズウォーカーが採用されているからです。青白側も《オケチラの碑》さえ置ければプレインズウォーカーをいくらか楽に捌くことができますが、《削剥》《排斥》カウンター呪文などで弾かれる展開となると、《ドビン・バーン》はともかくとして、《先駆ける者、ナヒリ》は高すぎる壁として立ちはだかります。実際、決勝戦の1本目は、《オケチラの碑》を置けずに展開の遅れたRosumに対して、《先駆ける者、ナヒリ》と《ドビン・バーン》の奥義までたどり着いたHamiltonが必至の状況から逆転を果たすという展開でした。これは青赤では起こり得ないことです。
また、決勝戦の3本目は、2本目まではデッキに2枚残していた《黄昏+払暁》をRosumが抜いたところに、Hamiltonの《栄光をもたらすもの》が突き刺さって終幕しました。Rosum側も《賞罰の天使》と共にデッキに残すかは難しく、複雑な判断を相手に強いることのできる変調を狙ったサイドボードは、《奔流の機械巨人》の枚数を減らしている4色ならではの強みなのかもしれません。
また、珍しい選択肢として《保護者、リンヴァーラ》が採用されています。青系コントロールの6マナ域といえば、普通は《奔流の機械巨人》と相場は決まっているのですが、青赤コントロールでも同様に抱えている問題として、《奔流の機械巨人》が《削剥》の対象になるため詰めきれないという弱点があります。@BDeCandio7のリストに《王神、ニコル・ボーラス》が採用されていたのもそれが理由です。コントロール同士、もしくは《削剥》を使う相手に対しては、プレインズウォーカーあるいは有色のクリーチャーがより良いフィニッシャーとして働きます。環境に赤単が存在するため、ライフゲインできるフィニッシャーがどうしても必要だと考えるならば、まさに《保護者、リンヴァーラ》は適材だといえるでしょう。
青赤のままシンプルにまとめあげたJaberwockiと、多色化してまでも《奔流の機械巨人》を嫌ったHamilton。第1週目に好成績を残したコントロールプレイヤーの判断は、真逆といっても差し支えないほど真っ二つに割れました。コントロール対策への意識が強まり、周囲が洗練されてきたときに生き残るのは、果たしてどちらの方向性なのでしょうか。今後の展開から目が離せません。
6. 見どころが多すぎた新環境の1週目
以上、新環境第一週の出来事でした。楽しんでいただけましたか?
いくら新環境とはいえ、かなり変化が活発な1週間だったように思えます。【MO競技リーグの結果の掲載数が制限される】というニュースを受けて、メタゲームの動きや情報の伝達は抑えられるのかな、と想像していましたが、結果的にはこれまでと遜色ないどころか加速した気さえ感じます。公式の情報が減ったことで、Redditや配信では5−0リストやマッチアップリストなどを情報交換する様子が頻繁に見られるようになりました。以前よりも不便になったからこそ、情報を発信する人と収集する人がより活発に行動するようになったのかもしれません。
プロツアーまで、あと1週間と少し。激動の1週目が終わり、続く2週目の展開はいかなるものか。今週のスタンダード模様にも注目です。
ここで高橋さんの記事が読めるようになるなんて夢にも思わなかった
ドビンバーンはともかく…
わりと良い内容だったと思う。
今後も期待してます。
メタゲームの動向が分かりやすく書いてあるのいいね
rush metagameとか読んでたなぁ……懐かしいよもあこっちで環境解説記事が読めるとは
4Cコンはレシピ完コピしてもまわせる自信ないが、色々と勉強になるところが多いな
これは良い記事だな!こういうのなかなか書ける人いないからかなり期待できる
いろんな考察がされてていいね
スタン離れてた人とかもこれ読むだけでついてこれる感ある記事
はじめまして。
今までの記事ってデッキリスト載せて一言添えて終わり、っていうのばっかりで正直物足りなかったんよな。また何度も読み返させてもらうよ。
まさかの既に知られてる人だった笑
記事のクオリティが高くて驚く
めっちゃ参考になります
赤単って懐かしいな
さすが分かりやすい…
初めての人用に高橋さんの経歴とか少し紹介するのはどうでしょう?
ぼ れ る 屋 で や れ。
こんなんイゼ速の意味ないじゃん
一番最初に紹介するデッキが”青赤”コントロールなんて粋だね
記者の人となりとか必要な情報じゃなくね?
普通は末尾に名前と一緒に小さく紹介するような感じだよね
メタゲームの動向を文字に起こすと楽しいですね。
勉強になる
朝から密度の濃い記事だ。ありがてぇ…
阪神勝ってるやん!
純也くんおひさです
記事のクオリティ高い!
面白い記事。今後のも楽しみに待ってます。
メタ回ってて解説も生き生きしてる
このまましばらく回るといいね(カンパニーを思い出しながら)
これがイゼ速の新型か!
これは有能
こういう記事が読みたかった
ラッシュきてるじゃーん!
タソガレなんていらなかったんや!
15
イゼ速の意味ってんだよ。
教えてくれ
なんだこの文字数は…たまげたなぁ…
このクオリティの記事がタダで読めるとは…ええ世の中や
公式コラムがやるべき内容なのに
公式がプロライター雇う回数へってるから
すごくありがたい
これはありがたい。
ええ記事やん。
長い
カウンターが必要悪ってどういう意味?
記事おもしろかったです。ボリュームたっぷりで読み応え十分。
スタンダードから離れていても現在のメタがよくわかる内容でした。
次の記事も楽しみです^^
※35
カウンターはクソでストレス要因だけど存在していないとパワーカード叩きつけるだけのもっとクソみたいなゲームになるから必要って事
読みごたえあるなぁ。
いい記事ですなぁ…
あとは今週の青白GAPPOコーナーとかがあれば完璧()
※37
いや、そんなストレスがどうのこうのって話をする文脈じゃないだろ。
カウンターは「相手を止める」カードなので、「自分のデッキを回す」上ではクソの役にも立たない、と言う点を「必要悪」って言ってる。
で、《至高の意志》は、モードがあるので自分のデッキを回すのにも役立つからマジ強い、って話。
なんかこう、読みにくい文章。
検閲もサイクリングついているのがめっちゃ偉いしな
カウンターしか引けずにいる間に相手が少しずつ体勢を整えていってずるずると劣勢になることもあるからなぁ
カウンター以外の使い道があるカードっていいよね
環境がばらけてるのは良いが高くなるカードが限定してるのはいつもの事か
ばらけ過ぎて的が絞れずどのカードも安いままで終わる事期待してるのに
結局デッキに入るのは発表の時点で注目されてたカードばかりでガッカリ
なんだこのしっかり校閲したような文章構成は。
とっても読みやすいじゃねーかチクショウ
※44
ショップだって売り上げ出さなきゃならないんだから少しでも使えそうなカードに高値付けるのは当然
まだ発売から時間たってないから最初に注目されてたカードしか試してる余裕ないし
面白いけど、晴れる屋の記事で書かずにこっちで書く理由はなんなんだろう…
基本エアプの俺にはありがたい記事だ
これはいい記事だなー。月一とかでもいいから読みたい!
※これで読みにくいって流石に冗談だろ?
メタゲームについて分かりやすい良い記事だし今後も期待
ラッシュ最高じゃんよ
放送欠かさず見ている人の記事が読めるなんて!
皆ギデオン以外のPWも自分から使う方向に回って
破滅の刻がこんなに使われないとは思わなかったヨ
記事のクオリティが急に上がりすぎて、ちょっと驚いたw
全体的に赤強いな
赤要素無いの白青モニュメントくらいだ
ライターの紹介欄あった方がいいかもな。ま、メンバーが揃ってからでもいいが。
らっしゅの記事読みやすいよ。また未来思考の記事も書いてくれ。
人選に全く不満がないけど別にここで書く必要ないんじゃって疑問があって反応に困る。まあ無名の能力低い人起用されても反応に困っただろうから贅沢な悩みだけど。GP入賞者みたいな記事公開の場所がない人のレポートとかも載るようになるのだろうか
晴れる屋記事の一番好きだった人がまた書いてくれるとは、、、。待ってました
文句言ってる人達は、どうゆう状態であれば満足するんですかね?
まともなライターでワロタ、良環境でよかったな高橋君
バンカン全盛期環境一色の時、ドロコマの枚数の違いをピックアップして力説してた記事は今でも覚えてるわ…
これSCGとかあるたびにやってくれるんかいな?楽しみにしてるで
ためなる良い記事でびっくりした
ところで、ポストボードっていうのは
ポストボーディング、仕上げって意味?
記事は詳細だけど、長い
途中で読む気がなくなるわ
現出は色増えるのか自分は逆に色減らして青単気味にしてたわ…
従来には無い長さだけど無駄は無い良記事
ディスるだけやら、自分でサイトを立ち上げるか、自分で記事書けばいいだろ。
まぁ、そんなことをしても誰かにディスられるだろうけど。
てか、海外の記事を読んだことないんだろうな。これぐらいの情報量は普通なのにな。
なんにしろ高橋さんの記事は読みやすいし、分かりやすくて好き。
※60
サイドボード後って意味じゃないかな?
内容濃すぎィ!!!
らっしゅって誰だよ、お前の彼か?
ドビンはともかくに草
まあヤソにどうでもよかったって言われちゃったしな
そんなどうでもいいカード作るなんてウィザーズも堕ちたな。
ドビン無視
6970
そんな君達に
ヤソが監修したTCGがあってだね…
もうちょっと記事の中身に触れてやれよ
この記事読んで文句言ってる人は文句が言えれば満足なので現状問題ないでしょう
定期的にこのレベルの記事が上がるならとてもありがたい
晴れる屋で書かずにこっちで書くのはなんでだろう?っていう
疑問はあるけどもw
去年のスタン記事も毎回楽しく読んでたよ
晴れる屋の記事はコメント欄が無いから、簡単にコメント出来る
こっちで書いてくれる方が良いね
ドビンだって頑張ってるんですよ!
まあナヒリとじゃプレッシャーが違うのは分かるけど。ナヒリ使ってると奥義で複数の選択肢取りたいから、リンヴァーラはスタンだと結構セットな印象ある。破滅の刻のカードもしっかり環境に影響与えてて、the環境初期って感じでいいね。
文句は特にないがコメントに内輪っぽいノリも感じるかな
俺はこのライターのことは知らない
前置きはちょっと気になったけど記事の密度は高くていいぞ
次はモダンについてお願いします。
れる屋傘下になって最初の記事だから下手な記事は書けないだろうとは思っていたが。非常に読みやすくて為になる記事だった。
>>67
ドラ田が吸引していた薬物の一種でしょ
米77
わかるわ
記事は良いのにね
俺もこの人知らない
ドビンはともかくて……。ストーリーでキラン号止めたりしてたし、設定通りアーティファクトも能力の対象にとれてればもう少し活躍したと思うんだけどねえ。
※77,81
知らないなら調べればいいのでは?名前コピペして検索。10秒かからないよ。
違う人だけどMTGで高橋と聞くとどうしてもあのお菓子を連想してしまう
まあ晴れる屋の高橋っていったら実績も悪名も優太さんのほうが有名だから仕方ないね
らっしゅってあんま実績多くないんだなあ。もっと勝ってるイメージだったわ
記事の内容は大満足だけどこれだと晴れる屋のコラムと差別化できなくない?
イゼ速と晴れる屋でどう使い分けるのか教えてほしい
差別化は自分でするものやで
そうして晴れる屋のコラムで十分だと思うならイゼ速に来ずにそちらだけ読めば良いからね
まずコメントの有無が差なんじゃない?
議論できるのでコメントできるイゼ速でコラムが増えると俺は嬉しい
にしても、晴れる屋嫌いな人はもう去った筈なのにまだ居るんだね
すまん、※35だが正直自分も※37さんと同じ受け取り方をした。彼の言い方は悪いと思うけど。
※40さんのような、「このデッキにとって」必要悪のカウンターという意味も考えたけど、カウンターにしか使えないカードがメインからたんまり入ってるんだから、むしろデッキとしてはカウンターを積極的に採用したいは間違いない。妨害にしか使えないというなら削剥だってそうだし、そもそもコントロールはまず相手を妨害するデッキのはず。
だから「クリーチャー戦を楽しむスタンダードフォーマットで、カードパワーを下げても未だに使われる」必要悪のカウンターという意味に受け取ったんだけど違うかな?カウンター好きの自分からすれば、「カウンターこそMTGの華。今時カウンターがプレイアブルなTCGがどれだけあるか」って思うんだけど。
もしそうじゃないとしても、わざわざ必要悪なんて言葉を選ぶ理由が分からないし、せっかく企業が管理してるのに、校閲は何をしてるのかって思っちゃうよ。
米83
知らないけど知りたい訳ではないんだよなぁ〜
でも検索してみるわ
米欄でこの筆者の話題出るのも今回くらいだろうし知らんでも大丈夫やで
知りたいわけでもないのに誰これ知らねーわって言うのもどうかと思うけどな
不屈のストイシズム(笑)さんとは一緒にしちゃいけないぞ
※90
カウンターに限った話じゃないけど、相手ターンに行動できる優先権のシステムとインスタントタイミングの呪文や能力はやっぱ偉大だと思うわ。MTGののちに生まれたTCGはそこを廃してるのも多いけど。記事の文字選びについては…校閲にどこまで力入れてるか分からんので、まあ今後に期待しよう。
記事の校閲もコメントの検閲も、個人で全部やるわけじゃなくなったんだろうから、前よりしっかりしてくれると嬉しいね。まあタダ読みさせてもらってる身だから大きな事は言えんが。
前はほぼリスト載っけるだけだったのに記事の質上がりすぎ
しかしMOリスト掲載制限だけで環境解明そんなに遅らせられるのかな
もはや晴れる屋で草
こういう本格的な記事もいいけど知ったかぶりの素人が騒げるのもこういう個人サイトの良さやったと思うで
王神様にもっと出番を!
国内サイトでここまでリアルタイム且つ良質な環境分析の記事を読める所は決して多くない。
デッキ予報の記事が終わって寂しかったし、また是非環境の把握に役立つ記事を書き続けてほしいです。
隠れ家感はなくなったかな。
確かに晴れる屋記事は晴れる屋でやればいいかもね。
晴れる屋でいいな
いつまでねちねち言ってるんだ
記事の内容には一切触れないあたりただの煽りにしかなってないぞ
らっしゅさん書くならここ見に来なきゃいけないじゃん。つらいわー。
晴れる屋の記事にはコメントが書けない以上俺はこっちでやってほしいけどな。ユーザーの意見がユーザーから見えると言うのは明確な差異だし。
晴れる屋の記事にもコメントつければいんじゃね。
ボーラス使われてないの