MOモダンデイリー:マナ加速からの土地破壊や「かがり火」で戦場を蹂躙する赤緑ランプが4-0
3月2日開催のMOモダンデイリー4-0リストより、マナ加速から土地破壊カードや《忌むべき者のかがり火》を叩きつける赤緑ランプデッキのご紹介です。
原型としてはかつてスタンダードに存在した「ケッシグランプ」になるのでしょうか。《極楽鳥》や《楽園の拡散》を軸に土地破壊カードをキャスト、最終的に中型~大型クリーチャーでとどめを刺す構成自体は時折モダン環境でも確認できていましたが、このレシピではそれらに加えあの「かがり火」が搭載されています。
デッキリスト
4-0:赤緑ランプ プレイヤー:Spijker | |
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8:《森/Forest》 1:《ケッシグの狼の地/Kessig Wolf Run》 1:《山/Mountain》 3:《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》 4:《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》 4:《樹木茂る山麓/Wooded Foothills》 21 lands 4:《東屋のエルフ/Arbor Elf》 |
3:《忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damned》 4:《ムウォンヴーリーの酸苔/Mwonvuli Acid-Moss》 4:《石の雨/Stone Rain》 3:《内にいる獣/Beast Within》 2:《殴打頭蓋/Batterskull》 3:《血染めの月/Blood Moon》 4:《楽園の拡散/Utopia Sprawl》 23 other spells 1:《最後のトロール、スラーン/Thrun, the Last Troll》 |
マナ加速だけでなくストンピィや土地破壊といった要素も含む本レシピ。クロックとなるクリーチャー達も主にそちらのジャンルで活躍するものばかりが並びます。
ランプとランデス、その両方の要素を併せ持つのが《ムウォンヴーリーの酸苔》です。基本土地ですら割れてしまうこのカードは正に「嵌め」向きと言えるでしょう。少々の重さも多数搭載された軽量のマナ加速カードのおかげで気になりません。
「基本土地も割れる」となれば入っているのが最近途端に見かけるようになった《石の雨》。《溶鉄の雨》でないのはダブルシンボルを嫌ってのことでしょうか。
細かい動きが苦手なこのデッキにとって感染のような回避やパンプを重ねるアーキタイプはまさに天敵です。クロックを守る呪文や能力が対応できないよう刹那を持つ火力《突然のショック》がサイドボードに採用されています。
凄い楽しそうなデッキですね。
非常にグルールらしくて宜しい
かがり火がモダンで使われる時が来るとは、スタン当時これに魅了されていた身としては感慨深い