マジック界隈で起きた出来事や国内外の読むべき記事がまるっと分かる「トピックまとめ読み」のコーナー！多数の変更に新セットプレビューと怒涛の告知ラッシュを迎えた6月第3週号のお時間がやってまいりました。

トピック

小型セットが廃止され全て大型セットに！さらに基本セットが仕様も新たに復活

公式発表ウィークの一発目を飾ったのは「小型セットの廃止」「全通常セットの大型化と独立」「基本セットの復活」という衝撃的なニュースでした。今回の変更で次元やメカニズムへのブロックという縛りが取り除かれ、今後はより柔軟なデベロップが可能に。ただし高過ぎる自由度はかえって難易度が上がるというもの。初動の段階から新設されたプレイデザインチームの実力が試されることになるでしょう。

リンク：
小型セットを廃止し改訂版基本セットを導入、1年間で大型セット3つと基本セット1つを発売へ

マジック・デジタル・ネクストがお披露目間近！デュエルズはサポート終了へ

ウィザーズの親会社であるハズブロが今年9月に開催を予定している初のコンベンションイベント「HASCON」にてマジック・デジタル・ネクストの第1弾がお披露目となります。会場ではデモプレイも行われるということで今から現地情報が待ちきれません！また「マジック・デュエルズ」のサポートも現段階を以って終了、その役割をマジック・デジタル・ネクストへと引き継ぐことになりそうです。

リンク：
今年9月のHASCONにてMagic Digital Nextの第1弾を発表、デュエルズはサポート終了へ

スタンダードにて《霊気池の驚異》が禁止に、プレイヤーの快不快を重視か

明日19日からスタンダードフォーマットにて《霊気池の驚異》が禁止となります。飛び抜けた支配率を誇った訳ではなかったものの、市場調査の結果あまりに「つまらない」ゲームを生むと確信、今回の変更に至ったとのことです。《反射魔道士》からも読み取れるように現在の禁止方針はプレイヤーの快不快をある程度優先するものであり、カジュアルプレイヤーを多く抱える本国アメリカの価値基準に照らし合わせれば仕方のない判断であったのかもしれません。

参考リンク：
《霊気池の驚異》禁止についてプロの意見を聞いてみた(晴れる屋）
禁止改訂後のスタンダード環境についての考察（遊々亭）
Wizards Got It Right（Channel Fireball）
Marvel Took Me to Two GP Top 8s, But it Had to Go（Channel Fireball）
Reactions To Announcement Week Day 2: Decks To Play In Post-Marvel Standard（StarCityGames）
Goodbye, Aetherworks Marvel!（TCGPlayer）

リンク：
2017年6月13日禁止制限告知：スタンダードにて霊気池の驚異が禁止、PT前の改訂が廃止に

新製品が大量発表！『イクサラン』に銀枠にFTVにマスターズに……『ドミナリア』！？

名称のみが告知されていた『イクサラン』でしたが今回新たにキーアートおよび「ヴラスカ海賊団」「ジャングル」「恐竜」というテーマ、そして制度上最後の小セットとなる『イクサランの相克』の概要が明らかに。『デュエルデッキ：ゴブリンVSマーフォーク』や両面カードをフィーチャーした新たなFTV、25周年を記念するマスターズ、アン（銀枠）シリーズ第3弾の存在も告知され、さらにかつてマジック世界の中心であった『ドミナリア』次元への帰還も発表となりました。なんとデザインにマジックの生みの親であるRichard Garfield氏が旧『イニストラード』ぶりに参加しているということで、その仕上がりが非常に楽しみです。

リンク：
『イクサラン』ブロック、銀枠、FTV、マスターズ、『ドミナリア』などの製品情報が発表に

GPラスベガス会場より大量の『破滅の刻』カードが公開！プロモカードやマスターピースも

グランプリ・ラスベガス2017の会場より『破滅の刻』の新カード情報が公開され「敗北」サイクルやマスターピース、プロモカードなどの詳細が明らかとなりました。大会は今だ最終日を残している状態ですので、もしかすると発表が残されているかも？

当サイトでも新カードの情報を順次掲載予定ですのでお見逃しなく！

リンク：
『破滅の刻』公開済みカード一覧

メディア「KAI-YOU」に藤田剛史氏のインタビューが掲載、古豪が見つめるマジックの今

「人生を変えるカードゲームの魔力」というテーマで特集を行うメディア・KAI-YOUがローリーの愛称で知られる殿堂プレイヤー・藤田剛史氏へとインタビュー。22年の歳月をマジックと共に過ごした彼の見つめる「今」とは？

ソース：
『MtG』プロ 藤田剛史インタビュー 22年間カードゲームで戦い続けて見えた景色（KAI-YOU）