日本時間の10月9日、マジック：ザ・ギャザリング公式サイトより競技RELイベントにおけるシールドデッキのカードリスト登録手順の変更が告知されました。

以前まで最初に開封したブースターパックは不正防止のため他人の手に渡っていましたが、今回の変更によりプレイヤーは自分が開封したカードをそのままプールとして使用することができるようになるため、人気のカードを当てたにも関わらずそれを他人に渡さなければならない事態もなくなり、『モダンマスターズ（2015年版）』採用グランプリで多発したような高額カードを持ち帰るための本来起こるべきではないドロップも防ぐことができるようになりました。

変更の適用はグランプリ・シドニー及びグランプリ・マディソンの開催される2015年10月10日からとなっています。

新たなシールドデッキの登録手順（引用）

（注：この更新に伴い、シールドデッキの登録時の座席は無作為であることが望まれます）

• 各プレイヤーはブースターパックを６個受け取る。このブースターは、そのイベントの主催者が提供したものであるとわかるように印がつけられている。
• テーブルの一方に座ったプレイヤー（プレイヤーＡ）が自分のブースターをすべて開封する。そのプレイヤーの正面に座っているプレイヤー（プレイヤーＢ）はそれを確認する。両プレイヤーがブースターの中身を視認・確認することになる。その後、その開封されたカードは裏向きで１つの束としてプレイヤーＢの近くに置かれる。
• プレイヤーＢが同様に開封し、プレイヤーＡが確認する。両プレイヤーがその中身を視認・確認することになる。その後、その開封されたカードは裏向きで１つの束としてプレイヤーＡの近くに置かれる。
• プレイヤーＡが、プレイヤーＢのカード・プールを登録する。ＢはＡのカード・プールを登録する。
• 登録後、登録したカード・プールをそれぞれ開封したプレイヤーに返す。
• プレイヤーは通常通り、自分のデッキを作成し、それを記録する。

ソース

新しいシールドデッキ登録手順（グランプリ・シドニー、グランプリ・マディソンより発効） – MTG公式サイト