マジック界隈で起きた出来事や国内外の読むべき記事がまるっと分かる「トピックまとめ読み」のコーナー。『破滅の刻』のプレビューも終了し、新環境に向けて動き出した7月第1週号のお時間がやってまいりました。

トピック

『破滅の刻』全収録カードが公開に、新環境で活躍するカードはどれだ！？

7月14日発売の新通常セット『破滅の刻』のプレビューウィークが遂に終了。プレインズウォーカーすら焼き尽くす《破滅の刻》や墓地のサイクリング持ちをキャスト可能にする《見捨てられた石棺》など、二週目も今後が気になるカードが多数公開されました。果たしてこの中にはどれほどの環境を変えうる切り札が眠っているのか。それを証明するのは、ビルダーである貴方なのかもしれません。

リンク：
『破滅の刻』公開済みカード一覧
『破滅の刻』カードギャラリー（マジック米公式サイト）

海外プロは『破滅の刻』をどう見る？カード評価やデッキリストなど

『破滅の刻』収録カードが次々と公開され、各国のプロが徐々に新カードの評価へと着手し始めました。今回はその中から特に面白いと感じた４記事をピックアップ。

・Joel Larsson選手の「《虚ろな者》は『破滅の刻』の中で最も壊れたカードかもしれない」（Channel Fireball）
ターン中にサイクリングしたか捨てたカード１枚につきそのコストを２も下げる《虚ろな者》の強さをスウェーデンのプロプレイヤー・Joel Larsson選手が解説。スタンダードでは赤緑ディスカードアグロの、モダンについては「植物VSゾンビ」なるアーキタイプのリストを掲載しています。

・ Andrea Mengucci選手の「レガシーフォーマットの《厳粛》デッキについて」（Channel Fireball）
カウンターを置かないことで強化されるカード群をこれでもかと投入したバントグッドスタッフと白緑エンチャントレスの２つのデッキについて、イタリアのプロプレイヤー・ Andrea Mengucci選手がリストと共に解説しています。

・Craig Wescoe選手の「モダンで使われるであろう『破滅の刻』のカード達」（TCGPlayer）
モダンに造詣の深いCraig Wescoe選手が、今後使用されるかもしれないカードたちをピックアップ。特に推しているのは、るつぼ内蔵の《ラムナプの採掘者》とデメリット付き全体除去《バントゥ最後の算段》の２枚。

・Brian Braun-Duin選手の「『破滅の刻』カードの過大評価と過小評価」（TCGPlayer）
「BBD」ことBrian Braun-Duin選手が世間で過大評価、もしくは過小評価されている計12枚のカードについてコメントしています。彼曰く《王神、ニコル・ボーラス》は過大評価、《アムムトの永遠衆》は過小評価とのこと。

日本選手権2017特設サイト公開、スタンダードとドラフトによる混成競技

2011年に一度は幕を下ろした国別選手権が遂に帰ってきた！ということで主催店舗のBIGMAGICが特設サイトを公開。2016-2017年期のプレインズウォーカー・ポイントが500を超えていた人は、7月12日の受付開始日を忘れないようにしましょう。

リンク：
日本選手権2017特設サイト（BIGWEB）