2017年4月28日、新通常セット『アモンケット/Amonkhet』（略号：AKH）が発売となりました。巨悪ニコル・ボーラスへと奇襲を仕掛けるために砂漠の次元アモンケットに潜入したゲートウォッチ達の動向が製品を通じて描かれます。

ゲートウォッチと神々の試練に立ち向かおう

プレインズウォーカー連合・ゲートウォッチよりギデオン、リリアナ、ニッサの三名が新規カードとして登場。個性的な能力でゲームを盛り上げます。

▲新たなギデオンはなんと３マナ。守りの力、クリーチャー化に加えて今回も即起動可能な紋章獲得能力を持つ。色々と悪用のできそうなテキストだ。

▲ケフネトとの接触を通じて青の特性を獲得したニッサ。初のＸマナ・コストプレインズウォーカーであり、その能力も奇抜。専用デッキを構築したい。

更に彼らゲートウォッチのメンバーに試練を与える五柱の神々も登場。2013年に発売された『テーロス』以来の登場となるクリーチャー・タイプ「神」を持つ、制御の難しいカード達を使いこなしましょう。

▲手札が1枚以下という戦闘制限を持つ赤の神ハゾレト。手札を捨てるカード、そしてイニストラードを覆う影・ブロックのマッドネスと組み合わせたい。

▲早くも最強の神と呼ばれるロナスの特徴はなんといってもその戦闘制限の緩さ。トークンがいようとトランプルで突破する豪胆さが魅力の１枚だ。

テクニカルなリミテッド環境を楽しもう

『アモンケット』で中心となるメカニズムは「不朽」「督励」「余波」「サイクリング」「-1/-1カウンター」の計５つ。うち不朽と督励が新能力、余波が分割カードのリメイク、サイクリングと-1/-1カウンターが再登場となります。テンポを取るかリソースを取るか、テクニカルな要素満載のリミテッドを堪能しましょう。

▲次元全体を覆う魔術によって死者はミイラとしてすぐに蘇る。そのフレーバーを反映したのが不朽だ。大抵は本体よりもコストが重く設定されているが、中には《名誉あるハイドラ》のような例外も存在する。

▲督励はクリーチャーが攻撃時に士気を上げることで燃え尽きる代わりにボーナスを得る能力だ。ただしリミテッドにおいて戦闘は重要な要素であるため、使い所の見極めはかなり難しそうだ。

Amonkhet Invocationsを手に入れよう

歴代の強力なカード達を特定のテーマに沿って封入するマスターピース・シリーズの第三弾「Amonkhet Invocations」前半30種を収録。約3.6ボックスにつき1枚の低確率で出現するこれらを、果たして貴方は手に入れることができるでしょうか。

特別なプロモカードをゲットしよう

今回のボックスプロモカードはサイクリングかディスカードでマイナスカウンターをばら撒く《イフニルの魔神》。また発売記念プロモである《神託者の大聖堂》は今週開催のフライデーナイトマジック等のイベントに参加することで入手可能です。

▲ボックス購入特典

▲発売記念プロモ

7セット目が加入したスタンダード、禁止に注意

『アモンケット』の追加によってスタンダード環境にて使用できるセットが計7つとなりました。またスタンダードフォーマットにて新たな禁止カードが制定されていますので、構築の際はご注意ください。

関連リンク

『アモンケット』製品ページ – MTG米公式サイト
『アモンケット』リリースノート – MTG米公式サイト
2017年4月24日　禁止制限告知への追加 – MTG米公式サイト