Magic Story『月皇審問』:背教者として裁かれるサリアと聖戦士の立場に苦悶するオドリック

 

日本時間の5月5日、米マジック:ザ・ギャザリング公式サイトより背景世界記事であるMagic Story『月皇審問』が公開されました。

アヴァシン教の敬虔な信徒であり、過去スレイベンを未曾有の脅威から守護した聖戦士サリア。しかし天使達が狂乱の最中にある今、彼女の所属するアヴァシン教会もまたその姿を変えようとしていました。果たして、自らの正義を貫く彼女の運命とは如何なるものなのでしょうか。

あらすじ

サリアは同じく高名な聖戦士であるオドリックの下を訪れていた。サリアの報告によればエルゴートの審問官長であるウルマックが天使達の狂乱に乗じ、子供までもを火刑にて粛清しているらしい。月皇評議会での発言を求める彼女に、彼は口をつぐんだ。ネファリアは管轄外であり、あくまで私はアヴァシン様に仕えているのだと。もはやアヴァシンに従うことはできないと語るサリアを、オドリックは断腸の思いでスレイベンから追放する。

オドリックの部下であるグレーテが城壁外へとサリアを送る道すがら、グレーテはサリアにこれからどうするつもりなのかと尋ねる。彼女は答えた。私はこの地の人々を怪物から守ると誓った、聖戦士や審問官が怪物となるならば、彼らとも戦う。それは例え相手が天使であっても同じだと。

それから数週間後、オドリックも同席する月皇評議会の最中に追放したはずのサリアが突如舞い戻った。彼女はその場でジェレン司教が邪教スカースダグの長であり、悪魔オーメンダールと交信していることを告発するが、多くの議員から捏造だと一蹴される。それもそのはず、今や議会の三分の二が彼の手中にあった。サリアは背教者として処刑を命じられ、聖堂の地下へと移送される。

幽閉されるサリアの下にオドリックが現れる。彼は部下のグレーテと共にアヴァシン教会を離れる覚悟を決めたのだった。しかしその裏切りはジェレン司教によって予測されており、多くの聖戦士が彼らの前に立ち塞がる。彼らを手に掛けつつ、オドリックは考える。今もまだ、天使は人間の魂へと赦しを与えるのかと。

サリアに導かれオドリックとグレーテはとある教会へとたどり着いた。サリアは言った、「ようこそ、聖トラフト団へ」。彼女の隣には悪魔殺し、天使に愛されし者、針目の殉教者――かの聖トラフトの霊が立っていた。

用語解説

サリア

サリア/Thalia[人間、聖戦士]
若くして月皇直属の防衛部隊長である「スレイベンの守護者」となった聖戦士。かつてリリアナ・ヴェスに部下を人質に取られ、アヴァシン大聖堂のシンボルである獄庫を破壊させられた経歴を持つ。結果として解き放たれたグリセルブランドはリリアナが殺害し、姿を眩ませていたアヴァシンを助けだしはしたのだが、アヴァシンが狂乱した今その行為を少なからず悔いているようだ。アヴァシンではなく教義そのものに殉じる、確固たる正義の持ち主。

オドリックオドリック/Odric[人間、聖戦士]
「熟練の戦術家」「ガヴォニーの騎手達の指揮官」「月銀調停の守護者」など多くの肩書を持つ聖戦士。狼男によって息子を殺されており、かつては彼らに対して並々ならぬ憎悪を抱いていた。以前ヴェールの呪いに侵されていたプレインズウォーカー、ガラクを狼男と誤認してその首を跳ねようとしたことも。

グレーテグレーテ/Grete[人間、聖戦士]
聖戦士オドリックの優秀な副官。オドリックがガラクの首を跳ねようとした際、それを止めたのが彼女であった。

トラフトトラフト/Traft[スピリット]
生前天使達と共に数多くの怪異を屠った高潔な僧侶にして破魔の力を宿す聖人。計略によって悪魔ウィゼンガーに殺害されるもそのまま眠りにはつかず、霊体としてこの世界を守護する道を選んだ。

関連リンク

『イニストラードを覆う影』物語アーカイブ – MTG米公式サイト
次元概略:イニストラード – MTG米公式サイト

ソース

月皇審問 – 米MTG公式サイト

51 コメント on Magic Story『月皇審問』:背教者として裁かれるサリアと聖戦士の立場に苦悶するオドリック

  1. [51] 名無しのイゼット団員 2016/05/07(土) 08:36:50 ID:c3MzEzNTM

    ※37
    そういう考えで実際に数を集めて襲いかかった途端、全ては塵を撃たれたりする訳だな。

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