Magic Story『銀の月の下で』:忍び寄る厄災と二人の追跡者が出会う謎多き「人狼」
日本時間の3月3日、米マジック:ザ・ギャザリング公式サイトより背景ストーリー記事であるMagic Story『銀の月の下で』が公開されました。
本日より『イニストラードを覆う影』編がスタート。イニストラード関連のストーリー記事にはゴシックホラーのテイストと共に若干のミステリー要素が盛り込まれているため、要約に入る前に該当記事を読まれることを強くお勧めします。
要約
ケッシグ州のガツタフに住む農夫ワリンはある厄災に見舞われていた。聞けば飼育していた牛が呪われ発狂し、挙句共食いをしてしまったのだという。教区の狭苦しい共同施設に集まった町民達はそれを護符作りであるエヴェリンの怠慢だと一様に攻め立てる。と、そこに宿屋を営むシャランとエルザが飛び込んできた。どうやらガヴォニーからの宿泊客であるパルター夫人が殺されたらしい。夫である聖戦士のパルター氏は行方不明。一週間ほど前にウルヴェンワルドの森で二人を助けた狩人かつ追跡者のハラナとアレイナは、犯人を追うべく殺害現場とされる宿の部屋へと向かう。
部屋にたどり着いたハラナとアレイナが見たもの、それは血の池が広がる凄惨な犯行現場とちぎれた上着、床に転がる銀のボタンだった。それを直ぐさまパルター氏のものだと判断したハラナは彼がこの部屋で狼男へと変身し夫人を襲ったのだと推測する。しかし部屋には骨や肉片、髪や布などの狼男が食べられないものが存在していなかった。答えを出す前に収納棚に目をやると、そこには何者かを拘束していたと思われる椅子があった。このことからパルター氏は自身が狼男に夜な夜な変身していたことを知っていたと考える二人。とそこで町民による捜査が始まったことに気がつく。「よそ者」である二人はトラブルを避けるべく窓から小道へと脱出した。
時は既に夕刻。急いで装備を整え森に向かった二人は早速パルター氏の足跡を発見する。その形状の変化からパルター氏が途中で人間から狼男へと変身したのは間違いないものと思われた。氏が飢えから町に戻ったと判断したハラナとアレイナは引き返すが、既に町には鐘鳴らしオーウェルのものと思われる血の池が。刹那、響き渡る咆哮。ハラナはその現場に疑問を抱きつつも再びウルヴェンワルドの森へと急ぐ。
森ですぐさまオーウェルの遺体を見つけるハラナとアレイナ。しかし遺体は血が抜かれているだけで外傷が見当たらず、明らかに狼男の食餌ではない。続けて見つかる護符作りのエヴェリンと長老ソムロンの遺体。それらは全員が一様に何らかの模様を描いたらしい折れた草木の上に同じ格好で並んでおり、まるで儀式が行われる祭殿のようだった。と、そこでハラナは長老の上着が犯行現場の部屋にあったものと同じだと気がつく。宿屋での犠牲者が長老なのだとしたら、そしてその現場に広がる血がエヴェリンのものだとしたら、パルター夫人は一体どこに行ったというのだろうか。
二人が登り坂から空き地を覗き込むと、そこには祭殿に横たわるパルター氏と詠唱を続けるパルター夫人の姿があった。「オーメンダール!」夫人が叫んでいるのはハラナも耳にしたことのある悪魔の名。夫人は聖戦士である夫が守っていた霊廟から蘇った邪悪なる存在に取り憑かれ、生け贄の儀式を繰り返していたのだった。ハラナとアレイナは夫人を押さえつけるが、悪魔との契約で得た力によって跳ね飛ばされてしまう。激痛で身動きの取れないハラナに狂乱した夫人の刃が振り下ろされ――その瞬間、突如現れた巨体の獣人が夫人を吹き飛ばした。
あたりはいつの間にか狼男たちに包囲されているようだった。身構えるハラナとアレイナ。しかし最初に現れた獣人は瞬く間に人間の女性へと姿を変え、二人に話しかけたのだった。どうやらこの人狼の女性はパルター夫人のような邪悪に取り憑かれた者を狩って回っているらしい。彼女は二人に群れに手を出すな、森から去れと警告する。追跡者であるアレイナは反発するが、既にその女性は人狼へと姿を変え、その場から去っていたのだった――。
次元渡りの人狼、アーリン・コード
公式サイトの人物紹介によると、この人狼の女性は新たなプレインズウォーカー、アーリン・コード。アヴァブルック出身の彼女は十代で人狼へと覚醒し、護符や断食、教会の魔術を以って変身に抵抗、その過程で黄金夜の大魔導士にまでなりますがある時衝動を抑えきれず僧侶を殺害。この時のショックで灯が点りプレインズウォークします。見知らぬ森で意識を取り戻した彼女はなんと獣の状態で人間の心を保っていたのでした。この経験から野生への理解と自由自在な変身を身につけた彼女は、アヴァシン教に弾圧される狼男を救うべく群れを率いて活動しているようです。
用語解説
ケッシグ/Kessig[地名、州]
イニストラードを構成する州のうちの一つ。人口の多いガヴォニーやネファリアと違い広がる森林に農地や村落の数多く点在する、いわゆる田舎。多くの狼男がこの州にあるウルヴェンワルドの森を拠点としている。
ガツタフ/Gatstaf[地名]
ケッシグ州の地域。近くにウルヴェンワルドの森があるため狼男による被害が絶えず、同時に狼男狩りが盛ん。旅人がよく訪れるアヴァシンを祀った祠がある。
ウルヴェンワルド/Ulvenwald[地名]
ケッシグと他の州を隔てる広範囲に広がる深い森。霧が濃くかつ狼男や霊魂が多く住まう危険な場所ではあるが、ケッシグから出入りするためにはこの場所を経由しなければならない。「追跡者」と呼ばれる少数の人々が森の中で暮らしている。
聖戦士/Cathar[職業]
アヴァシンの加護の下その魔法を行使する戦士。武器職人である「月鍛冶」、吸血鬼・悪魔退治に特化した「審問官」、駐屯兵である「教区の刃」、エンチャンターである「ルーン唱え」などの分類が存在する。オーラバトラーではない。
狼男/Werewolf[生物]
日中は人の形態を取り、月の影響によって獣人と化す異形。イニストラードの住民はなんらかの要因で狼男を「発症」してしまう。かつてガツタフの長老が「ケッシグにおいて、狼男は聖職者よりも数で勝っている」と発言したほどケッシグにおいては個体数が多い。大天使アヴァシンの帰還後、呪い黙らせによって多くの個体が善良なウルフィーへと変化したが、現在でもその影響を受けない者は存在する。
アヴァブルック/Avabruck[地名]
かつてのケッシグの州都。アヴァシン不在の際に魔法的防護が弱まり、狼男達の襲撃を受け廃墟と化した。現在はホロウヘンジと呼ばれ、霊やワイトが彷徨いている。
関連リンク
『イニストラードを覆う影』物語アーカイブ – MTG米公式サイト
プレインズウォーカー略歴:アーリン・コード – MTG米公式サイト
次元概略:イニストラード – MTG米公式サイト
アーリンは収録されるやろなぁ
なんだか次のブロックは本格的に怖い話になりそう……
狼男(女)のプレインズウォーカーかぁ… イニストラードらしくていいチョイスだな。
前回は狼男だけ伝説のクリーチャーもいなかったし、その埋め合わせ的にもなるかな。
人間と狼男の二つの姿もあるし、情け知らずのガラクみたいに両面変身カードになると予想。
色は赤緑辺りかな…? 緑は絶対に入ってそうだが。
黄金夜は赤白だから赤緑白かもね
いや、狼男は赤単体でもいるし白赤ではないだろうか
何れにせよ両面PWっぽくて期待値MAX!!
こんなに両面臭してるのに漏れたチェックカードにはのって無かった
第1セットには収録されない説
当たり前かもしれんけどゼンディカーからガラッと空気が変わって面白いね
いちいち脱げるけだものおばさんかなり好き。
人狼ゲームみたいな推理のスピード感が良い感じ。
脱げおばさんすこ
狼だし赤、緑、赤緑っぽくないか?
考えられるのが、赤緑白、緑白、赤緑あたりかな。狼男は基本緑絡みだから、多分このあたりだと思うけど。ワンチャン赤白かもしれんけど。
いずれにせよ、カード化が楽しみ。
熟女キタ
ももクロはPW集団だった……?
この掌編の主人公側の女性狩人二人もいいね。テーロスの赤白の夫妻みたいなリミテ強カードになりそうなってほしい
おはD
とりあえず両面pwはイニストラードには入らないのは確定だから異界月からなのか両面じゃないのか
リークの情報だけで確定とか言っちゃう人って…
条件付き忠誠値能力に5000ガバス
自由自在に変身できるって事は、表で忠誠値+能力、裏で忠誠値-能力で、0能力で表裏を行き来したりするんだろうか。
オリジンのものだが変身カードの右下にパワー/タフネスを書く欄があるが…PW版(右下が忠誠値書く欄になってる)変身カードが他にあってもおかしくないんじゃないか?可能性は低いかも知れないが。
とりあえず狼か狼男のトークンだしそう
両面PWガラクがもうあるだろ
背景としてはデーモン筆頭黒勢力vsその他、になるのかな。
旧セットでもスカースダグ教団とかの悪魔崇拝はあったわけだし
何にせよ、楽しみなセットだ。
カード性能はまだわからないからなんとも言えないけど、キャラクターとして熟女って需要あるんですかね・・・?
オリジン型のPWデザインなら、統率者にも使えるね。
タズリ将軍やナーセットといい、WOTCの熟女推しは止まらない
あれ?狼男ってアヴァシンが正義の存在に変えたんじゃ?
一応大多数がウルフィーに変わっただけで呪い黙らせの範囲外では
狼男は残存しているみたいだね。
人類側でも狼男狩りが継続されてるのはガラクの一件でわかってるし、
一定量は残ってるんじゃない?
ランタ「ハル?」
ランタ「ハルって呼んだよな今?」
ランタ「ハル呼びだったよな?」
やっぱり新イニストは人狼を仲間に取り入れて獄庫から開放された悪魔どもと戦うストーリーになるのかな
グリセルブランドっていうトップが死んだから大物クラスの悪魔が無秩序に活動してる状態だろうし
まるで組長が死んだヤクザたちみたいに
両面かと思ったらギデオンサルカンルート、あると思います
熟女が多いのはプレーヤーの年齢層に合わせてる可能性。
そもそもアヴァシンも
人間が滅んだら吸血鬼飢餓死するし
ある程度守らんとな… って
ソリンに作られたんだっけ。
ゼンディカーからの新参だが、こういうストーリーも好きだなぁ
前のイニストラードの時からやってればよかったよmtg
オーダーメイド!!に見えた。訴訟
リークには天使と人間が戦ってるイラストあったから、悪魔vsその他みたいな単純なものでもなさそう
つーかイニストラードってPW多くない?
今回出るオバさんとソリン、あと何か知らんけどガラクに狩られた奴
人気の次元ほどPW増える傾向なのか
おおお夢にまで見た狼男・PWが遂に来るのか!
今度のISDは狼男居なくなったしどうすんだ?って思ってたけど中々期待できそう
おばさんPW出すってことはロリPWも出すってことだよなぁ!?
※39
リリアナおばさんが変身したリリたそで我慢して下さい
アーリンと恋に落ちる熟女キラー ジェイス
嫉妬に狂い咲く リリアナ
見たいなの期待した。
アーリンは色的には白緑PWっぽい?
ロリじゃなくて、ショタPWはいかが?(ドムリ君的な意味で)
狼男だし赤緑じゃないかなぁ
ケッシグ州出身だから、赤緑でしょ~(雑コメ)
『高原の狩りの達人』、不死、カムバック!!
もう待ちきれないよ!
早く(奇跡)カードだしてくれ!
アーリンの野性的なアーリン、僕も見てみたいです(ゲス顔)
( ゚∀゚)o彡゜アーリン!アーリン!
オーラロードが開かれた!
アーリンは初の両面PWの可能性が
ないか
用語解説の聖戦士:オーラバトラーではない。
誰だよこれ書いた奴
どうして誰もダンバインネタに突っこまないんだ…
そうか。ショウ・ザマもプレインズウォーカーの灯が宿って、バイストンウェルに強制プレインズウォークしたのか(違)
両面PWはもういるんだよなぁ
情け知らずのガラク「」
オーラバトラーではないっていったって、
別の次元に飛んで活躍するんやから似たようなもんやん!!!
ブロックしてPWに変身して逃げるあたりはまさに分身
狼男ってなんで発現しちゃうんだっけ?
噛まれたら?それとも先天的?呪いっていうくらいだから何かに呪われたら?
TDNはイニストラード出身のプレインズウォーカーだった…?
何で狼男が生まれるかはまだわからない
たぶんそれが次のストーリーの鍵になるんじゃないの?
イニストラードはそれだけで良質のゲームが作れるレベルの設定だよね
イニストラードの世界を冒険したい
イニストラード出身:
ソリン、ティボルト、ヴロノス、アーリン
ゼンディカー出身:
ニッサ、キオーラ、ナヒリ
ラヴニカ出身:
ヴラスカ、ドムリ、ラル
タルキール出身
サルカン、ナーセット、ウギン
アラーラ出身:
アジャニ(ナヤ)、テゼレット(エスパー)、シファ(グリクシス)
テーロス出身:
ギデオン、ゼナゴス
フィオーラ出身:
ダク、ダレッティ
(ドミナリアを除く)その他の次元は今のところ一人ずつ。やっぱイニストラード多いな。
シャンダラーがないやん!
か、神河・・・
ショウ・コハ・ザマもPWだった・・・?・・・色々な意味で黙祷。
しかしこれまた面白そうなのが来たなあ・・・。
ギデオンルートの可能性があるけど、色や変身絡み以外の能力が気になる・・・。
ナーセットって熟女なのか? せいぜい20代後半かと思ってたんだが。
まあアーリンは30代な感じはするけど
イニストラードの月にソリンが何かを封印してたりして…
「狼男おばさん」という字面がやばい…
どうせ4マナで2/2の狼トークンを生み出すウォーカーなんだろうな。
ナーセットはダグベイヤーいわく見た目40後半の設定らしい
ただしジェスカイ人は普通の人間より寿命が長く、外見はあてにならないのでもっと年増の可能性がある
確かに若々しいな、ジェスカイは